経済産業省は、洗濯機の使用方法について、指を切断したり、腕を骨折するなどの事故を起こす可能性があるとしてユーザーに注意を促すよう発表した。
洗濯・脱水槽が完全に停止する前に、洗濯物を取り出そうとして、洗濯物が指に絡まるなどするのが事故の原因。2007年5月に事故報告されてからこれまでに同様の事故が6件発生している。
経済産業省では脱水槽が完全に止まるまでは槽の中の洗濯物に手を触れないよう、注意を促すほか、脱水中、フタを開けてから15秒以内に脱水槽が止まらない場合は故障の可能性があるとして製品の使用中止を呼びかけている。
また、社団法人日本電機工業会(JEMA)では、2007年からホームページ上で同様の注意喚起を行なっている。
■URL
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
消費生活用品の重大事故に係る公表について
http://www.meti.go.jp/press/20080909006/20080909006.pdf
社団法人日本電機工業会
http://www.jema-net.or.jp/
洗濯乾燥機・全自動洗濯機・二層式洗濯機をご使用の皆様へ
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/kaden/sentaku/se_anzen.htm
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/09/10 17:38
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