三洋電機株式会社は、AC電源と接続せずに使える充電式膝掛けマット「eneloop soft warmer ENW-SW1S/ENW-SW2S」を発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、カバーが合成皮革素材のENW-SW1Sが13,000円前後、フリース素材のENW-SW2Sが10,000円前後。
充電式のリチウムイオン電池が電源の膝掛けマットで、使用する際にAC電源に接続する必要がないため、アウトドアやオフィス、冬場のスポーツ観戦など、幅広い用途で使用できる点が特徴。暖房の持続時間は標準モードが約3時間半、強モードで約2時間半。電池を使いきった場合は、リチウムイオン電池を搭載するコントローラーをAC電源に接続し、充電する。充電時間は約3時間半。
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「eneloop soft warmer」。手前がENW-SW2S、奥がENW-SW1S。色の違いのほか、使用している素材も異なる
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電源のリチウムイオン電池が内蔵されたコントローラー。充電する際はコントローラーにAC電源を繋ぐ必要がある
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AC電源に接続しないでも使えるため、室内からアウトドアまで、幅広い用途で使用できる
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本体はヒーターマット(発熱部)と専用カバーから構成され、それぞれ分離することが可能。そのため、ヒーターマットだけを布団や寝袋に入れて使うこともできる。運転は強・弱の2段階で、温度の上がりすぎを防ぐマイコン制御も搭載する。
また、ヒーターマット・カバーともに手押し洗いに対応(ENW-SW1のカバーは水拭き)。コントローラーはアウトドアでの使用を考慮して、JIS IPX4相当の生活防水仕様となっている。
カバーサイズは700×450mm(幅×奥行き)で、ヒーターマットは400×400mm(同)。コントローラーのサイズは180×25×31m(幅×奥行き×高さ)。電池残量を緑/黄/赤の色で示す機能も備える。また、ENW-SW1Sでは収納用のポーチが付属する。
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ヒーターマットとカバーはきり離しが可能。ヒーターだけを布団に入れたりすることもできる
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本製品とヒーターが付いていない膝掛けとの体温の比較。本製品では、下半身だけでなく、上半身までも温まっているのが分かる
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ENW-SW1Sには、eneloop製品であることを示すワッペンが取り付けられていた
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ヒーター部にも同様のしるしがある
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■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0809news-j/0902-1.html
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http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/heat.htm#rug
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/09/02 18:42
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