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PD-AS12
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象印マホービン株式会社は、花粉を感知するセンサーを搭載した加湿空気清浄機「PD-AS12」を10月11日より発売する。希望小売価格は44,100円。
同社が発売する初めての加湿空気清浄機。部屋の空気を感知する複数のセンサーを搭載しているのが特徴。これにより花粉が気になる春先から、乾燥が気になる冬まで1年を通して製品を使うことができるという。
空気清浄機機能では、空気中に舞い上がった花粉やカビ菌、ウイルスを察知する「花粉・ホコリセンサー」を搭載している。センサーで花粉やホコリを察知すると自動的に運転が制御されるほか、部屋の空気の状態が3段階のランプで表示される。
運転モードとしては最初に急速運転で部屋の空気を入れ換えてから自動運転する「花粉自動モード」のほか、急速運転を含む4段階の自動運転をする「おまかせ」モードと、3段階の自動運転を行なう「ひかえめ」モードが搭載されている。
本体に搭載されているフィルターは「Ag+除菌脱臭フィルター」と「ポリフェノール高集塵フィルター」の2種類。「Ag+除菌脱臭フィルター」は銀イオンで、菌を除去し、ウイルスの活動を抑制させるほか、内蔵されている活性炭でタバコのニオイや生活臭を取り除く効果があるという。「ポリフェノール高集塵フィルター」では集めた花粉やダニの死がいの作用をポリフェノールが抑制する。
加湿機能では、浮遊菌の繁殖・活動を抑制する「除菌加湿フィルター」と、給水タンク内の水を銅イオンで清潔に保つ「銅繊維除菌剤材」の2つの除菌機構を設けた。
運転中は本体に搭載されている「湿度センサー」と「温度センサー」が体感温度を感知し、最適な湿度に自動で保つという。部屋の湿度状態は「湿度モニター」で高湿/適湿/低湿の3段階で表示される。
1時間当たりの加湿能力は430mlで、適用床面積は木造和室の場合で7.5畳、洋室では12畳まで。給水タンク容量は約2.5L。
本体サイズは395×175×455mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6kg。空気清浄時の適用床面積は12畳まで。8畳の部屋を清浄するのにかかる時間は22分。急速運転時の消費電力は41Wで、静音時は16W。
フィルターの交換目安は「Ag+除菌脱臭フィルター」と「ポリフェノール高集塵フィルター」は2年、除菌加湿フィルターが6カ月で、それぞれ別売りされている。「Ag+除菌脱臭フィルター」と「ポリフェノール高集塵フィルター」はセットで5,250円、「除菌加湿フィルター」は2,625円。
■URL
象印マホービン株式会社
http://www.zojirushi.co.jp/
空気清浄機関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/08/28 00:02
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