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「プラチナ潤い鮮増庫 野菜収納名人 GR-A43F」左から、シルバー、シルキーステンレス、パールホワイト
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東芝ホームアプライアンス株式会社は、庫内の脱臭・除菌効果を高め、野菜の鮮度をキープする冷蔵庫「プラチナ潤い鮮蔵庫 野菜収納名人 GR-A」シリーズ3機種を、10月1日より発売する。価格はオープンプライス。ラインナップの詳細は以下の通り。
品番 | GR-A43F | GR-A41G | GR-A37G |
定格内容量 | 425L | 405L | 365L |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 685×649×1,818mm | 600×703×1,818mm | 600×643×1,818mm |
ドア | 6ドア・両開き(フレンチ) | 5ドア・片開き |
ドアポケット (2Lペットボトル) | 最大5本 | 最大3本 |
運転音 | 18dB |
カラー | パールホワイト シルキーステンレス シルバー | パールホワイト シルキーステンレス |
店頭予想価格 | 23万円前後 | 22万円前後 | 20万円前後 |
365/408/425Lの3タイプの庫内容積で展開される大型冷蔵庫シリーズで、野菜の鮮度を保つ機能が特徴。新機能として、冷凍/冷蔵の2つの冷却機を使用する「ツイン冷却」を改良した「i(インテリジェンス)-ツイン冷却」を採用した点が特徴。天井部にコンデンサを設置して放熱性能を向上し、また冷却制御も改良することで、野菜室を95%、冷蔵庫の湿度を85%の高湿度に設定できるようになった。これにより、野菜の保存性能が高まり、より長い間鮮度が保てるという。
さらに、脱臭・除菌効果のある装置「プラチナプラスユニット」を、冷蔵室と野菜室の間に設置した。このユニットは、ニオイを電気的に分解する「プラズマ&ナノフォト触媒」、「プラチナオゾン触媒」という2つの触媒の総称。脱臭性能では、冷気中に含まれるニオイ成分を、8年前のGR-421Kと比べて10倍の速さで除去し(GR-A43Fの場合)、また除菌性能では、ユニット内のオゾン/紫外線/ヒドロキシラジカルのはたらきで、冷気に浮遊する菌を30分で約1/2000に減少できるという。
また、プラチナプラスユニットは、電気的にニオイ分子を分解するため経年劣化が少なく、性能が持続しやすいという特徴もある。また、食品を老化させる作用のあるエチレンガスやアルデヒド系ガスも分解し、野菜の鮮度を保つ効果もある。
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「i-ツイン冷却」の仕組み(左)。シングル冷却(右)は冷凍用の冷気で全室を冷やすため、湿度が低いという特徴があった
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セロリを2日間保存した後の比較
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「プラチナプラスユニット」の仕組み
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野菜室は、庫内を奥まで見渡せて、野菜を取り出しやすいよう、本体中央部に配置した。さらに、野菜室と冷凍室では、軽い力で奥まで引き出せる「アシストレール」を採用。冷蔵室では、ドアのスイッチに軽く触れるだけでも開けられる「電動タッチオープン」機能を備えている。
このほか、炊きたてのごはんなど、熱い食品をそのまま投入して冷凍できる「熱もの冷凍」、食品を約マイナス40℃の低温で一気に冷凍する「一気冷凍」、野菜のアミノ酸を約10%、糖度を約20%向上する野菜室「アミノ酸増量野菜室」といった機能も備えている。
■URL
東芝ホームアプライアンス株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tha/
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/08/26 18:10
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