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ダイキン、「業界No.1の大風量」で素早く加湿できる空気清浄機

~加湿器の防カビ/抗菌にも配慮

 ダイキン工業株式会社は、「業界No.1の大風量」で部屋を加湿できる空気清浄機「うるおい 光クリエール MCK75J-W」を、9月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は52,800円前後。

 同社の空気清浄機シリーズ「光クリエール」に、新たに加湿機能を追加した、気化式の加湿空気清浄機で、スピードと清潔性にこだわった製品。ダイキン工業 空調営業本部 商品企画部 商品企画担当課長の多田裕之氏によると、本製品の開発に至った経緯として、加湿器の不満点に「部屋が十分に加湿されない」といった加湿のムラ、「タンクの手入れ、加湿器の水が清潔か不安」といった清潔性が多く挙げられたことを指摘。「空気清浄機としての基本の機能はしっかり守ったうえで、さらに大きな風量で、たっぷりきれいな加湿を行なうことを主眼において開発した(多田氏)」とした。


うるおい 光クリエール MCK75J-W
横から見たところ

加湿空気清浄機は年々割合が高くなっており、スタンダードな機能として認識されているという その一方で、ユーザーからは部屋が十分に加湿できない、タンクの清潔性が気になるといった問題点が挙がっている ダイキン工業 空調営業本部 商品企画部 商品企画担当課長の多田裕之氏

 そこで、加湿ムラの発生を抑えるため、ターボ運転時における1分当たりの風量を「業界No.1の大風量」という7.5立方mとした。また、1時間当たりの加湿量は600mlで、同社では「本格加湿」としている。この「大風量」と「本格加湿」によって、湿度を20%から50%へ上げる際にかかる時間は約15分となった。水分を素早く部屋に行き渡らせることで、加湿ムラも抑えられるという。

 この「大風量」は、本体内部の空気抵抗を抑える2つの機構によって実現した。1つは、新開発の高静圧薄型パワフルファンで、もう1つがファンの位置を加湿フィルターよりも高く設置する「ダブルパスミキシング構造」。この「ダブルパスミキシング構造」は、気化式の加湿器にありがちな室内温度の低下を抑える効果もあり、フィルターを通って加湿された空気と、加湿されなかった乾いた空気を混ぜて機外へ放出するため、吹き出す空気の温度は「ダブルパスミキシング構造」を採用しない機械よりも約2℃高くなっている。

 さらに、清潔性を高めるために、3つの「クリーン加湿」機能を搭載した。まず加湿フィルターには抗菌・防カビ加工を施し、さらに水トレー内にはヌメリの発生を抑える「銀イオン除菌トレー」を採用。最後の3つ目は、加湿フィルター自体がトレー内部の水に浸らず、水車の回転で汲み上げた水で加湿フィルターを濡らす「アンシンク加湿ローター」を備えた。これにより、カビが繁殖しやすい加湿フィルター・トレー部分を常に清潔に保つことができる。


ターボ運転時と弱風量での運転の比較。色が濃いほど湿度が高いが、ターボ運転なら部屋中の湿度がムラなく高まっている この「大風量」は、新型のファンの採用と、加湿フィルターとファンの位置をずらした「ダブルパスミキシング」構造によって、空気抵抗が抑えられたことで実現できた 「ダブルパスミキシング構造」は、気化式にありがちな空気の冷え過ぎも抑えられる。写真奥の温湿度計は、仕切られた空間で「MCK75J-W」加湿運転を行なった数値を示している。手前の温湿度計で示されている湿度は大きな差があるが、温度の差は1℃

清潔な加湿の実現を狙った3つの「クリーン加湿」機能を搭載 こちらがMCK75J-Wで採用される加湿フィルター。抗菌・防カビ加工が施されている 写真中央が「銀イオン除菌トレー」。トレー内部のヌメリを抑制する。効果は10年間持続するという

水車の回転で水を汲み上げ、加湿フィルターを濡らす「アンシンク加湿ローター」。加湿フィルターは運転時にのみ水に触れるため、カビが発生しにくい構造になっている MCK75J-Wが部屋を加湿する仕組みを解説する動画

 加湿運転時の機能としては、のどや肌の乾燥を抑える「のどはだモード」を搭載。のど・肌に適した湿度は温度によって変わるが、このモードは室温が変化しても、口腔粘膜が乾燥しない湿度環境を作り出せるという。

 運転モードは「しずか/弱/標準/強/花粉/ターボ」の6つを搭載。操作パネル前には湿度のほか、ホコリ/ニオイのモニターを搭載しており、ホコリが多い、ニオイが強い場合は赤いランプを、ホコリが少ない/ニオイが弱い場合は緑色のランプを点灯する。その中間の場合にはオレンジ色を点灯する。

 空気清浄機能では、従来シリーズより引き続き、ニオイや「電撃ストリーマ」技術を採用。分解作用を持つ高速電子を放出することで、空気中のアレル物質やハウスダスト、ニオイを分解・除去する。また、脱臭効果があり、本体内にセットすることで効果を再生できる脱臭カートリッジ「ニオイとる~ぷ」も付属する。


のどの粘膜が乾燥しないよう、室温に合わせて湿度を調節する「のどはだモード」
本体正面のインジケーター部
湿度モニターのほか、ニオイとホコリの多さを色で示してくれる

水タンクは本体正面にセットする
本体のカットモデル。量販店の店頭でも展示される予定だ 加湿フィルターと水タンクの間には、フィルターを4重に搭載

 本体サイズは590×395×268mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11kg。適応床面積は、空気清浄の場合は28畳、加湿の場合は木造で10畳、プレハブで17畳。標準運転時の運転音は36dB、最大風量運転時は50dB。

 本製品から加湿機能を省いた空気清浄機「光クリエール MC75J-W」も、8月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,800円前後。

  専務執行役員 空調営業本部長の加藤豊氏は、本製品について「加湿をしていても風量を落とさないのはわれわれだけ。健康・美容方面でヒットする商品と確信している」と自信を見せた。売上目標台数は12万台とのこと。

 ところで、ダイキン工業といえばエアコン「うるるとさらら」で知られる会社。加藤氏はエアコンの売り上げについても触れ、それによると6月期は前年比マイナス4%の前年割れで、7月も現在のところ前年並みだったという。しかし、「四国・九州は梅雨が明け、また最近は真夏日・猛暑日・熱帯夜も多い」(加藤氏)こともあって、家電量販店ではこの一週間で前年比2.5~3.5倍の売り上げを記録しているという。加藤氏は「業界としてはかなり期待ができる。年間を通したら暖房需要も相当ある」と、今後の見通しを語った。


加湿機能を省いた空気清浄機「光クリエール MC75J-W」 ダイキン工業 専務執行役員 空調営業本部長の加藤豊氏




URL
  ダイキン工業株式会社
  http://www.daikin.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.daikin.co.jp/press/2008/080716/index.html
  空気清浄機関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm#airconditioner

関連記事
ダイキン、除湿/加湿/脱臭/集塵が1台でこなせる空気清浄機(2007/05/29)


( 本誌:正藤 慶一 )
2008/07/16 17:02

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