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石窯オーブン ER-F8
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東芝ホームアプライアンス株式会社は、最高250℃の過熱水蒸気で余分な脂分・塩分を取り除くオーブンレンジ「石窯オーブン ER-F8」を、6月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。
スチーム機能付きのオーブンレンジ「石窯オーブン」シリーズの最新モデルで、最上位シリーズ「カロリエ」に次ぐ位置づけの製品。ER-F8では、最高250℃の過熱水蒸気で食品を焼き上げる「過熱水蒸気調理」を新たに搭載した点が特徴となる。これにより、油脂や塩分を落とし、よりヘルシーに焼き上げられる。また、から揚げも油を使わず調理可能だという。
また、スチームの発生量を変えて庫内温度を低温に制御し、メニューや具材に合わせた調理できる「適温スチーム調理」も新たに搭載。これにより、例えば野菜料理の場合なら、70℃で調理することで味をしみこみやすくしたり、卵料理なら、凝固する80℃前後で調理することで、茶碗蒸しやプリンの仕上がりをなめらかにするといった使い方ができる。
庫内には遠赤外線効果を高めるため、壁面には遠赤外線を多く発生するセラミック入りの塗料を施し、底面には同様に遠赤外線を発生する「遠赤セラミック板」を採用。これにより、遠赤外線で食品を包み込むように焼き、表面にこんがりとした焼き色をつけながら、内部の水分を保てるという。
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「過熱水蒸気調理」により、カロリーや塩分を控えた調理が可能になる
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250℃の過熱水蒸気が発生する機構
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「庫内まるごと遠赤」の仕組み。庫内5面から遠赤外線が発生することによって、食品を包み込むように焼き上げる
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このほか、赤外線センサーで食品の温度を計測し、インバーター制御で加熱をコントロールする「ソフトあたため」、ラップなしでもご飯の水分の蒸発を抑える「スチームあたため」、蒸し器を使わずに「肉まん」「シューマイ」などが加熱できる「蒸し料理」、「フランスパン」「スポンジケーキ」などをふっくら・しっとりと焼き上げる「石窯スチーム」機能も備える。また、庫内はターンテーブルを省いたフラット仕様で、見やすいように庫内灯も搭載されている。
本体サイズは495×442×360mm(幅×奥行き×高さ)で、庫内は329×376×243mm(同)。オーブンとして使用する際の最大消費電力は1,330W。電子レンジとしての出力は1,000/600/500Wで、最大消費電力は1,450W。 庫内容量は30L。本体カラーはシルバー。
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石窯オーブン ER-F7
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下位機種として、「過熱水蒸気調理」の温度設定機能と「適温スチーム調理」が省かれた「石窯オーブン ER-F7」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。
■URL
東芝ホームアプライアンス株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tha/
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2008/05/20 00:15
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