ヤマハ発動機株式会社は15日、バッテリー性能などを改善した電動アシスト自転車「PAS」シリーズ3機種を6月4日に発売すると発表した。ラインナップの詳細は以下の通り。
|
|
|
PAS CITY-X リチウム
|
PAS CITY-C リチウム
|
PAS コンパクト リチウム
|
【PAS 2008年モデル】
機種名 |
希望小売価格 |
本体サイズ (長さ×幅×サドル高) |
重量 |
最大航続距離 |
本体カラー |
PAS CITY-X リチウム |
105,800円 |
1,575×560×795~935mm |
20.0kg |
75km |
クリスタルホワイト、クールグレー、ダークグリーン |
PAS CITY-C リチウム |
102,800円 |
1,540×590×715~850mm |
20.3kg |
60km |
ホワイトパール、Bブラック |
PAS コンパクト リチウム |
1,575×560×730~870mm |
21.5kg |
ジュエルレッド、スモークベージュ |
今回の新機種では、バッテリーの性能とアシスト時の走行感覚を改良したのが主な変更点。電源となるリチウムイオンバッテリーの容量を従来機の3.7Ahから、4.0Ahへと増量。さらに、リチウムイオン電池は温度の低い環境で性能が落ちることが弱点とされるが、これを改善した。
このバッテリーの改良に加え、アシスト制御のプログラムを見直したことにより、1回充電あたりの走行距離が、従来機の60kmから同75kmまで延びている(PAS CITY-X リチウム、標準モード・オートエコモードプラス使用時)。
基本の走行モードは、「標準」モードとより強いアシスト感を得られる「強」モードの2種類。「標準」「強」のいずれかを選んだ上で、さらにバッテリーを節約しながら走行する「オートエコモード」のON/OFFが選択できる。
オートエコモードは、負荷状況に応じてアシストを切、弱、中、強の4段階で自動制御し、バッテリーの浪費を防ぐ機能。なお、バッテリーは継ぎ足し充電が可能。充電時はバッテリーのみ取り外して、スタンド型充電器に差し込むだけで充電できる。
全機種共通の仕様として、コンパクトな20インチタイヤを採用。小柄なユーザーでも足が地面に付きやすく、取り回しやすいという。
「PAS CITY-X リチウム」は、カジュアルでスポーティなデザインと同時に、性能を追求したハイスペックモデル、「PAS CITY-Cリチウム」がカジュアルなデザインのスタンダードモデル、「PAS コンパクトリチウム」は、買い物かごを備えた実用車という位置づけになっている。
■URL
ヤマハ発動機株式会社
http://www.yamaha-motor.co.jp/
ニュースリリース
http://www.yamaha-motor.co.jp/news/2008/05/15/pas.html
製品情報
http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/index.html
■ 関連記事
・ ヤマハ、電動アシスト自転車「PAS」の2007年モデルを発表(2007/07/03)
・ ヤマハ、最大104km走行できる電動ハイブリッド自転車(2007/01/16)
( 本誌:伊藤 大地 )
2008/05/15 15:49
- ページの先頭へ-
|