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JIC-B733GR
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三洋電機株式会社は、地震発生時にグリルをロックし安全性を確保するIHクッキングヒーター2機種を、7月1日より発売する。希望小売価格は、幅が75cmの「JIC-B733GR」が288,750円、60cmの「JIC-B533GR」が267,750円。
ビルトイン型のIHクッキングヒーターで、左右に最大3kWのヒーター、中央に最大1.25kWのラジエントヒーター、最大1.3kWのグリルを搭載する。本製品では新たに、地震発生時の安全機能を追加した点が特徴となっており、震度5相当以上の揺れが発生した場合は、グリル内部のレールが揺れを感知し、グリルが開かないようにドアをロックする仕組みとなっている。これにより、調理中の食品が飛び出ることを防ぎ、またキッチン内の避難経路をグリルドアが妨げることもないため、キッチンをより安心・安全に使用できるという。
安全機能としてはこのほか、温度の急激な上昇、ヒーターの切り忘れ、空焚きなどを防ぐ機能を備えている。
オートメニューでは、「炒め物」「揚げ物」に加えて「炊飯」モードを新採用。鍋を用いることで、1合から4合までの少量の炊飯も可能となった。市販の炊き込みご飯の素を使った調理もできる。同社では「IHクッキングヒーターならではの微妙な火加減でおいしく炊き上げる」としている。
さらに、左/右/中央のヒーター/グリルには、調理完了/タイマー終了時にそれぞれ別々のメロディが鳴る仕組みとなっており、複数の調理を行なっていても、どこが完了したのかをメロディで知ることができる。また、携帯電話の着信メロディを赤外線通信を用いて電化製品に転送できるプラットフォーム「muPass(ミューパス)」に対応しており、メロディの書き換えもできる。
このほか、初心者向けの音声ナビ、ガスコンロ感覚で火加減が調節できるツマミ、汚れが目立ちにくいブルーグレーメタリックの本体カラーを採用する。グリルは水を使わずに調理可能で、厚めの食材も焼きやすいよう平面ヒーターを備えている。
JIC-B733GRの本体サイズは749×559×235mm(幅×奥行き×高さ)。電源は単相200Vを使用する。
■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0805news-j/0513-2.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/05/13 16:12
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