松下電器産業株式会社と三洋電機株式会社は、両社が資本・業務提携を結び、統合も視野に入れているという一部報道について、両社とも「検討の事実はない」というコメントを発表した。
一部報道では、現在三洋電機の66.97%を保有している金融機関3社が、経営体力のある企業へ株の売却を検討しており、売却先として2010年度までに連結売上高10兆円を目指す松下が浮上したとしている。
東京証券取引所では、「経営統合等に関する報道の真偽等の確認のため」として、28日9時41分より、両社の株式の売買を停止している。
松下、三洋は、ともに大阪に拠点を置く企業。三洋の創業者の井植歳男氏は、松下の創業者である松下幸之助氏の妻の弟に当たり、1935年の松下電器産業設立時には専務取締役を務めている。
■URL
松下電器産業株式会社
http://panasonic.co.jp/
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース(三洋電機)
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0804news-j/0428-1.html
東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/
売買停止情報
http://www.tse.or.jp/market/baitei/stock/index.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/04/28 12:30
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