株式会社富士経済は、エステティック関連機器の市場動向についてまとめた調査レポート「エステティック関連機器市場の現状と展望」の販売を開始した。価格は105,000円。この報告書では、業務用、家庭用を含むエステティック関連機器の市場及び開発動向、販売動向についての分析、方向性がまとめられている。
要約資料によると体組成計、イオンスチーマーなどを含む全9品目の家庭用機器の2007年の売り上げは382億円で前年比4.7%増としている。
中でも注目市場として同7.3%増の体組成計が挙げられている。2007年の売り上げは205億円で、オムロンヘルスケアとタニタが2大メーカーとして市場の大部分を占めるとする。同資料では厚生省の進めるメタボリックシンドローム症候群に対する予防・改善政策によって、今後更に市場が拡大すると予想している。
業務用では「酸素バー」が注目市場として挙げられている。酸素バーは空気を吸引し高濃度の酸素を排気する機器で、細胞の代謝を促す効果があるとし、アスリートが利用していることからも人気が高まっているという。2007年の売り上げは16億円で同37.5%増。最近ではエステ以外でもホテルなどで設置されるなど、需要が高まっているため今後も市場拡大が期待されるとしている。
■URL
株式会社富士経済
https://www.fuji-keizai.co.jp/index.html
エステティック関連機器市場の現状と将来展望
https://www.fuji-keizai.co.jp/report/index.html?keyword=140708822
( 本誌:阿部 夏子 )
2008/04/04 19:13
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