株式会社山善、株式会社永泰産業、有限会社隆利は、3社が製造・販売した電気スタンド「インバーターデスクスタンド」の一部製品において、発煙する恐れがあると発表した。対象製品のユーザーに対し、蛍光灯の根本が黒くなったり蛍光管がちらついた場合には、蛍光灯を交換するよう訴えている。
不具合は、蛍光灯の根元が黒くなり、寿命が近づいた際に、蛍光灯の温度が高まり、セードがその熱により変形、発煙するというもの。蛍光灯を交換すれば危険はなくなることから、製品や部品の回収は行なわれない。
対象となる製品は、2000年11月から2004年6月までに製造されたもの。で、スタンド底面のシールの品番に、「DS-027」「DS-127」「IS-270」(以上、隆利ブランド)、「YSS-V5(隆利、山善ブランド)」とプリントされているもの。「DS-027」「DS-127」「IS-270」については、シールにメーカー名として「LONG-LING CORPORATION」と記されているものも対象となる。
山善では、蛍光灯の寿命を約6,000時間とし、1日5時間の使用で約3年が交換の目安としている。
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製品と発熱温度が高い部位の写真
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スタンド底面にメーカー名、品番などが記されたシールがある
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■URL
株式会社山善
http://www.yamazen.co.jp/
インバーターデスクスタンドをご愛用のお客様へ(PDF)
http://www.yamazen.co.jp/files/133.pdf
国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/
永泰産業/隆利/山善「蛍光灯卓上スタンド(使用上の注意)」
http://www.kokusen.go.jp/recall/data/s-20080129_1.html
( 本誌:正藤 慶一 )
2008/01/29 18:05
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