JEMA(日本電機工業会)は13日、世界市場における2010年までの需要予想を発表した。概要はJEMAのWebサイトで閲覧できる。詳細な報告書は、冊子またはPDFデータが1万円で購入できる。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器、電気カミソリの7品目、主要62カ国を対象に、2010年における需要台数を予測したもの。
2006年の実績値と2010年の予測値における平均伸長率は、洗濯機(3.7%/8,223万1,000台)がもっとも高かった。次いで冷蔵庫(3.3%/9,011万7,000台)、ルームエアコン(3.3%/6,237万4,000台)、電子レンジ(2.7%/5,783万台)、炊飯器(2.7%/4,796万4,000台)、電気カミソリ(2.3%/4,927万6,000台)、掃除機(1.6%/8,080万9,000台)の順となっている。
7品目合計の国別の需要では、BRICs(ブラジル・ロシア・インド、中国)の需要の伸びが著しく、伸長率は日本や北米、西欧を大きく上回るという。
製品ジャンル別に見ると、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器については2006年実績、2010年予測ともに中国が、掃除機、電子レンジ、電気カミソリは2006年実績、2010年予測ともに米国がトップとなっている。
■URL
JEMA(日本電機工業会)
http://www.jema-net.or.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/news/pdf/yosoku.pdf
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/12/13 17:01
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