社団法人日本電機工業会(JEMA)は、2007年8月の家電製品の国内出荷統計を発表した。出荷金額は合計で1,134億円で、前年同月比で3.6%の増加となった。これで、5カ月連続で前年の実績を上回ったことになる。
7月、前年同月比3.5%減と不振だった冷蔵庫が8月の記録的な猛暑により、同8.8%増の384億6,300万円と大幅に伸びた。高価格帯の401L以上の大型クラスが台数ベースで6.3%増と好調で全体を牽引した。
このほか、クッキングヒーター(9.6%増)、洗濯機(4%増)、炊飯器(6.2%増)も好調だった。このうち、洗濯機、炊飯器は台数ベースで前年を下回っており、高級クラスの製品の人気が伺える。
一方、電子レンジ、空気清浄機、食器洗い乾燥機は、台数、金額ともに前年割れとなっている。
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2006年8月から2007年8月までの出荷金額の月別推移
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■URL
社団法人日本電機工業会(JEMA)
http://www.jema-net.or.jp/
出荷統計実績について
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/data/2007/07.08/0708ka-koku.htm
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/09/25 15:16
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