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炊きたて JKC-W ブラック
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タイガー魔法瓶株式会社は、玄米のGABA(γ-アミノ酪酸)を増量する炊飯モードを新たに搭載したIH式の炊飯器「炊きたて JKC-W」を、7月21日より発売する。希望小売価格は、5.5合炊きの「JKC-W100」が42,000円、1升炊きの「JKC-W180」が45,150円。
同社のIH式炊飯器のボリュームゾーンに当たる主力製品。炊飯機能として「剛火IH」を従来機種「JKC-R」より継承しており、1升炊きタイプでは、最大1,400Wの火力と115℃の蒸らしによって、米ををふっくらとおいしく炊きあげるという。
本製品では新たに、玄米の炊飯機能として、血圧の上昇を押さえ、リラックス・ダイエット効果があるとされるGABAを増量する炊飯モードが追加された。また、通常の炊飯モードよりも時間をかけることで、米の甘み・旨みをさらに引き出す「極うまコース」も用意される。そのほか、炊き込みご飯やおこわ、おかゆなどの炊飯モード、パン焼きや煮込み料理に対応する調理機能も備えるなど、合計11種類のメニューを搭載している。
内釜には、「W銅入全面5層釜」を採用した。これは、5層からなる内釜のうち、熱伝導率の高い銅を間に2層挟んだもの。異なる金属を重ねると熱がよく拡散する性質を利用して、IHによる火力を内釜全体に行き渡らせることで、炊きムラを抑えて、米をひと粒ずつしっかり炊き上げるという。
JKC-W100の本体サイズは、260×355×203mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4kg。定格消費電力は1,210W。JKC-W180の本体サイズは、287×383×239mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5kg。定格消費電力は1,400W。本体カラーはいずれもブラック。
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炊きたて JKC-J グレー
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なお、115℃の蒸らし機能が省かれ、内釜が3層になった下位機種「JKC-J」も、同時に発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、5.5合炊きの「JKC-J100」が20,000円前後、1升炊きの「JKC-J180」が22,000円前後。本体カラーはいずれもグレー。
■URL
タイガー魔法瓶株式会社
http://www.tiger.jp/
ニュースリリース
http://www.tiger.jp/press_releases/pr_070721_01.html
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炊きたて」(2006/12/08)
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/07/20 18:08
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