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タイフーンロボパック VC-20TP ラズベリーピンク
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東芝コンシューママーケティング株式会社は、本体内に新たに風路を設けることで、吸引力の低下を防ぐ紙パック式の掃除機「タイフーンロボパック VC-20TP」を、6月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,000円前後。
これまで紙パック式では、「細塵」と呼ばれる微細な粉状のゴミが紙パック内に詰まり、吸引力を低下させていたが、本製品ではこれを解消するため、紙パックを通る風路に加えて、細塵を吸い込むための風路を新たに追加した。同社ではこれを「タイフーン分離方式」と呼んでいる。
新設された風路には、細塵を捕らえるフィルターが設置されが、電源を切る度にフィルターを自動で掃除し、細塵を紙パックへと送る「目詰まりクリアロボ」機能も備えられている。同社では、この2つの機構をまとめて「タイフーン分離ロボ」と称し、紙パックとは別の風路が常に確保されるため、紙パックが一杯になるまで、高い吸引力を維持できるとしている。
また、紙パックではゴミが一杯になった場合、排気が臭うという問題点があったが、本製品では紙パックを通過しない「タイフーン分離方式」を採用しているため、臭いは軽減されるという。さらに、本体内2カ所のゼオライト脱臭フィルターと、ゼオライト素材を採用した紙パック「高性能トリプルパックフィルター」の効果により、従来機種「VC-M6D」の約2倍の脱臭力を備えているという。
排気対策としてはほかにも、細かなチリを捕らえる「ヘパクリーンフィルター」、ダニの死骸などのアレル物質を捕らえる「アレルゲットフィルター」、フィルターに付着した雑菌の繁殖を抑える「光触媒抗菌フィルター」の3種類のフィルターを搭載。排気は本体の両側面から斜め上方へと分散して出されるため、床に溜まったホコリを巻き上げにくい仕組みとなっている。
また、赤外線センサーが紙パック内のゴミの量を検知し、交換時期を音と光で知らせる機能も追加された。紙パックホルダーは、パックに直に手を触れずに捨てられるように改良されており、ホルダーのハンドルを持ち、ボタンを押すだけホルダーから切り離せる。また、装着時もホルダーに差し込むだけでセットできるという。
操作面では、ホースの差し込み口を本体上部に設けることで、ホース付け根部分が360度、回転可能になっている。高いところの掃除を容易にしたり、本体が転倒しにくいなどの効果があるという。
そのほか、ヘッド部は「ピカッとどこでもブラシ」を採用。先端部を取り外せば、そのまま毛ブラシとして使用可能。また、高輝度のLEDを搭載しており、家具の下やスキマ部分などの暗い場所も、掃除がしやすくなるという。
本体サイズは、250×350×220mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.1kg。消費電力は1,000W。吸込仕事率は450W。集塵容量は1.5L。カラーは、ラズベリーピンク、ミントブルー、マンダリンオレンジの3種類が用意される。
本製品から「ピカッとどこでもブラシ」「光触媒抗菌フィルター」などを省いた下位機種の「VC-10TP」も同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50,000円。本体カラーはミントブルー、マンダリンオレンジの2種類。
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VC-20TP ミントブルー
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VC-20TP マンダリンオレンジ
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■URL
東芝コンシューママーケティング株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tcm/
ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/tcm/pressrelease/070531_j.htm
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/05/31 17:39
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