松下電器産業株式会社は27日、2006年度(2006年4月~2007年3月)の決算を発表した。売上高が前年比2%増の9兆1,081億円、営業利益が同10.9%増の4,595億円、純利益が同40.7%増の2,171億円となった。営業利益率は5.0%で、同社の中期経営計画「躍進21計画」に盛り込まれた経営目標を達成したことになる。
生活家電を含むアプライアンス事業の売上は同4%増の1兆2,274億円で、全体の売上の14%を占めた。国内は6,860億円(同1%増)とほぼ横ばい状態だったが、海外での売上は5,414億円と、前年比で8%増加した。
商品別でみると、冷蔵庫は1%増の1,010億円とほぼ前年並み、エアコンが9%増の2,499億円と好調だった。
2007年度の予想は、全体の売上が2%増の9兆2,500億円、アプライアンス事業では1%増の1兆2,400億円。同社は2009年度までに、売上高10兆円、ROE(株主資本利益率)10%を目指している。
■URL
松下電器産業株式会社
http://www.panasonic.co.jp/
決算資料
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070427-10/jn070427-10.html
■ 関連記事
・ 松下、中間決算の売上は4兆3,895億円と過去最高を記録(2006/10/27)
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/04/27 17:08
- ページの先頭へ-
|