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洗濯機「W3830WPS(右)」と、乾燥機「T8432C(左)」
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ミーレ・ジャパン株式会社は、ドラム式洗濯機「W3830WPS/W4144WPS/W1712」と、同じくドラム式の乾燥機「T8432C/T9246C/T7644C」の計6機種を発表した。W3830WPSとT8432Cは発売中で、それ以外は5月7日の発売。
洗濯機の希望小売価格は、W3830WPSとW4144WPSが399,000円、W1712が336,000円。乾燥機は、T8432CとT9246Cが325,500円、T7644Cは273,000円。
洗濯機、乾燥機ともに、ドラム内部に六角形の突起を設けた、同社独自の「ハニカムドラム」を採用。洗濯時には、ドラムの表面に薄い水の膜が発生し、洗濯物を保護する効果があるほか、乾燥時には、空気のクッションを作り、衣類を高温から守りながら、摩擦を抑えてムラなく乾燥できるという。なお、T7644Cのみ平面ドラム仕様となっている。
本製品では、このハニカムドラムの容量を、従来製品の5kgから、6kgへと増加させたのが特徴。シーツやベッドカバーなどの大きなものにも対応する。
また、「コットン」「ウール」「ジーンズ」など、繊維の質に応じた運転モードを搭載。水位・乾燥温度・ドラムの回転速度を、それぞれの素材に合わせることで、最適な仕上がりになるという。
乾燥機の排水には、空冷式の熱交換機を使用するコンデンサー方式を採用。乾燥時の水蒸気を、水滴に交換し、排水タンクに溜める仕組みになっている。排水タンクの容量は約3.5Lで、移動時にこぼれにくい形状となっている。
W4144WPS、W1712、T9246Cでは、日本語を含む23カ国語が表示できるディスプレイを搭載。またW4144WPS、W1712の投入口の直径は、「人間工学に基づいて設計」されたという30cmとなっており、ドラム内が見やすくなり、洗濯物の取り忘れも防げるという。さらにW4144WPSでは、耐久性が高く、高速の回転でも静音性が高いとされるブラシレスモーターを採用している。
電源は全機種が単相200Vを使用する。定格消費電力は、洗濯機が2.2kW、乾燥機が2.25kW。ドアは、洗濯機が右開き、乾燥機が左開き。W4144WPSとT9246Cは単独置きだが、その他4機種は2段積みが可能。このうちW3830WPSとT8432Cはビルトインに対応する。
なお、W4144WPS/T9246C/W1712/T8432Cの4機種は「やわらかな曲線を描くフロントラインが斬新」という新デザインとなる。同社はラインナップについて、「伝統的なデザイン」とするW3830WPS/T8432Cと合わせて「選択の幅が広がり、より空間にマッチしたデザイン」が選べるとしている。
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洗濯機「W4144WPS(右)」と、乾燥機「T9246C(左)」
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洗濯機「W1712(下)」と乾燥機「T7644C(上)」。2段積みにも対応する
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■URL
ミーレ・ジャパン株式会社
http://www.miele.co.jp/
ニュースリリース
http://www.miele.co.jp/new_prd.html#new-W-T
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/04/16 14:06
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