ヤマトプロテック株式会社は同社のスプレー型消火器において、破裂事故が起こったため、2005年製造の一部ロットを自主回収すると発表した。
対象製品は「ヤマトボーイ KT」と「FM ボーイ k(ファイヤーマンボーイ)」の一部ロット。「製造工程上の不具合」により、高温になる場所などに置くと缶の内面が腐食し、液漏れや亀裂・破裂の可能性があるという。
2005年に不具合を認識した後、同社はユーザーに対し、該当製品を破棄するよう要請していたが、2005年7月、自主回収することを決定した。自主回収の対象となる約184,000本のうち、2007年3月末までに約1割となる18,695本を回収したが、再び破裂事故が起きたため、再度呼びかけを行なっている。4月1日までに報告された液漏れ、亀裂、破裂は99件。うち1件は破裂に驚き転倒し、冷蔵庫で頭を打つ軽い人身事故だった。
なお、品質保証期間が2005年11月以降の製品については、今回の問題は発生しないとしながらも、品質保証の観点から期限が切れた製品は破棄するよう要請している。
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回収対象製品
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■ お問い合わせ先
お客さま相談窓口
0120-801-084
■URL
ヤマトプロテック株式会社
http://www.yamatoprotec.co.jp/
お詫びとお知らせ(PDF)
http://www.yamatoprotec.co.jp/news/070403.pdf
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/04/05 13:52
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