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ES-56GS
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シャープ株式会社は15日、同社の二槽式洗濯機「ED-50F1」および「ES-56GS」において、発煙・発火に至るおそれのある不具合があるとして、両製品をリコールすることを発表した。
対象となる製品は1998年6月から2007年2月までに製造されたもので、「ED-50F1」が206,497台、「ES-56GS」が109,944台。脱水槽のON/OFFを制御するスイッチの不具合により、泡に含まれる洗剤の残りカスや繊維クズがショートし、発煙・発火に至るという。
事故が初めて確認されたのは2005年3月。東京都で操作パネルと壁の一部を焦がす事故が起きたが、一部部品が折れていたことが原因との調査結果により、シャープでは、製品の不具合による事故との認識はしていなかった。しかし、2006年5月に新潟、2007年1月に茨城、2007年2月に埼玉で洗濯機本体の焼損事故が起こったため、再調査したところ、スイッチの不具合によりトラッキング現象が起き、ショートしたことが原因であることが判明。リコールに至った。
シャープでは対象ユーザーに対し、専用フリーダイヤルへ連絡するよう求めている。連絡があったユーザーに対しては、耐トラッキング性の高い部品に交換する対応を取る。
■ お問い合わせ先
Tel.0120-404660
■URL
シャープ株式会社
http://www.sharp.co.jp/
二槽式洗濯機の点検・修理の実施について
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070315-b.html
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/03/15 18:09
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