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対象機種の衣類乾燥機(左)と食器洗い機(右)
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ボッシュ株式会社は、同社の衣類乾燥機と食器洗い機について、発煙・発火のおそれがあるとして、2月19日、新聞にて再社告を行なった。
対象となるのは、'88年から'92年までに輸入された衣類乾燥機4,036台と、'84年から'92年までのビルトイン形食器洗い機30,722台。いずれも、コンデンサーの破裂やメインターミナル部の接続不良などにより、発煙・発火のおそれがあるという。衣類乾燥機はこれまで10件、食器洗い機は42件もの発煙、発火および火災などの事故を起こしていた。
2004年11月に最初のリコールをしたが改修が進まず、2006年11月に再社告を行なった。メーカーと経済産業省は回収の呼びかけを続けてきたが、11月30日に、衣類乾燥機により火災事故が発生。改修進捗率も衣類乾燥機が33.8%、食器洗い機が26.2%と振るわないことから、再々社告を行なうことになった。
ボッシュではユーザーからの連絡を受けた後、無償で対象部品の点検と交換を行なうとしている。
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対象機種とその見分け方
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■URL
ボッシュ株式会社
http://www.bosch.co.jp/
点検と交換のお願い(PDF)
http://www.bosch.co.jp/jp/rbjp/contact/dishwasher_n_drier.pdf
経済産業省
http://www.meti.go.jp/
ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/20070216012/20070216012.html
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/02/19 13:00
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