象印マホービン株式会社は、2006年度(2005年11月21日~2006年11月20日)の決算を発表した。売上高は前年比7.5%増の604億5,300万円、営業利益は同1.8%減の27億6,900万円、経常利益は同14.5%増の34億700万円、純利益は同24.8%増の18億7,900万円となった。
調理部門全体の売上は、前年度比で8.4%増の466億6,400万円。2005年度に引き続き、3合炊きの炊飯ジャーが好調な伸びを見せた。そのほか、グリル鍋、オーブントースター、ミキサー、食器洗い乾燥機などが堅調。一方、電気ポットは市場全体の需要低迷を受け、低調だった。海外では、炊飯ジャー・電気ポット・ホームベーカリーが、前年度の売上を上回った。
除菌乾燥機、空気清浄機、加湿器を取り扱う快適環境部門の売上は42億2,600万円で、前年度比で8.0%増となった。
同社では昨年11月より、同社のブランドを国内外へ浸透させることを狙った、5年計画の経営プラン「Zojirushi Progress Plan」をスタート。商品数の増加に対応する開発体制づくりや、真空断熱技術の産業分野への応用、サポート体制の強化などが盛り込まれている。
■URL
象印マホービン株式会社
http://www.zojirushi.co.jp/
平成18年11月期決算短信
http://www.zojirushi.co.jp/corp/ir/tansin18.html
■ 関連記事
・ 象印、2005年11月~8月は前年比で増収・増益(2006/10/03)
( 本誌:正藤 慶一 )
2007/01/15 18:34
- ページの先頭へ-
|