株式会社日立製作所は10月31日、2006年度の中間決算(4~9月)を発表した。これによると、売上高が4兆7,709億400万円、営業利益は198億5,700万円、780億8,600万円の純損失となった。
売上高はすべての事業領域に渡って堅調で、前年同期比8.1%増だった。一方、家庭用エアコンの売上不振や薄型テレビの販売投資がかさみ、営業利益は74.5%減と大幅に落ち込んだ。
薄型テレビやDVDレコーダー、生活家電を含む「デジタルメディア・民生機器」の分野では、7,587億5,900万円(前年同期比14%増)を売り上げたが、部門全体では344億6,800万円の営業損失となった。
同社では2006年度通期で、9兆7,400億円の売上高、1,800億円の営業利益、550億円の純損失を見込んでいる。
■URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
中間決算概要
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2006/10/1031.html
( 本誌:伊藤 大地 )
2006/11/01 12:05
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