【特別企画】

スタパ齋藤が、家電大賞受賞のタニタインナースキャンデュアル RD-800を試してみた。成果がすぐ見えるからダイエットのモチベーションが続く!!

タニタのスゴい体組成計でヤル気を維持!!

 あ~今年もそろそろ「肉体が露わになりがち」な季節が接近。気温が上がって薄着化が進むと、やっぱりからだのタルミ具合が気になるというか、多少なりともシュッとした感じのからだになりたいというか……もちろん健康を維持するためもあり、ダイエットに励んだりするわけです。けど、なんかこう、いつも中途半端に終了になりがちなワタクシ。

 いやマジメにダイエットするんですよ。ウオーキングに山歩きに筋トレ等々。けっこー頑張るんです。そして結果も出るんです。

 第一の結果は、ごはんが美味しい! テキメンに美味い! 同時にビールも美味い! けど飲食は抑えめに。ダイエット中だしネ。

 第二の結果は、血色がよくなる! なんか肌つやも増した!? みたいな。寝起きもよくなったりしますな。継続的に運動していると、やっぱり体調がよくなります♪

 第三の結果……が、出ないんですよコレがまた。体重が、なっかなか減らないんです。昨日はあ~んなに動いて汗もしっかりかいたのに、ええっ増えてるし! でも今週かなり継続して運動したから……あれぇ~先週と同じ体重だなぁ、みたいなコトが多々。

 比較的に短気なワタクシは、体重がイマイチ減らないのがイヤンな感じで、ダイエットのモチベーションがガタ落ちなわけです。そして頓挫。でもまたしばらくすると「やっぱダイエットしよ!」とか思い立って、運動を再開。しかし、やっぱり大して体重落ちずモチベーションばかり落ちてダイエットがフェードアウト、みたいな。

 とかグチってたら、ご指摘が。「あ~スタパさん、ソレってもしかしたら筋肉が増えていて、体重減が見えてこないってヤツじゃないですかねえ。運動すれば脂肪なんかも減りますけど、同時に重い筋肉も増えるから、すぐには体重が減らないらしいですよ」とのこと。

 あ~そんな話聞きますけどね~。でも、今使ってる体組成計だと、筋肉量とか体脂肪率とかが変化しているのか実感がわかない感じ。体重はしっかり正確に「期待より重く表示される」んですけどね~。

 などと言っていたら、いきなりタニタの左右部位別体組成計「インナースキャンデュアル RD-800」という体組成計をオススメされました。なんでも、一般的な体組成計で計測できる体重や体脂肪率などの数値はもちろん、さらに筋肉の量や質まで正確に計測できるとのこと。計測できる項目は26項目もあり、これらを見ていくと「運動による体内の変化がよくわかる」のだそうです。

タニタの左右部位別体組成計「インナースキャンデュアル RD-800」

 ふ~ん。でもなんかその体組成計インナースキャンデュアル RD-800、ちょっとおもしろそう。

 てなわけで早速試用してみたところ、アラ! まあ! これスゴい!

 ヒッジョーに細かく体内の組成の様子がわかっちゃう♪ 全身の筋肉量・脂肪率はもちろんわかるんですが、各部位毎の筋肉量と脂肪率までわかっちゃうのが驚きです。さらに筋肉の質的な変化も丸わかり!

 スマートフォン連携が可能で、計測データをスマホに転送してグラフ化できるので、筋肉量や筋肉の質や脂肪率の時系列の変化をヒッジョーに詳しく知ることができるんです♪

編集部のスタッフが計測してみた結果。部位ごとの筋肉量、筋肉質、脂肪率など、とても細かなデータが計測できた

 いやこれスゴいですマジで。そういった数値が正確にわかるってコト自体がスゴいんですが、そういう細かな計測データを見ていると、すっごくやる気になる! モチベーションアップってやつです。「先月からの運動の効果が出て、ちょっとずつ筋肉の質が上がってるようだ。筋肉の量も上がってるから……ふふふ、脂肪が減り出すのも時間の問題っ! よし、この調子で続けよう!」などと、やる気を維持しやすいというわけです。

 これまでイロイロと体組成計を使いましたが、インナースキャンデュアル RD-800はホントに「からだの変化が手に取るようにわかる」という感覚。自分のからだのなかで起きている変化が可視化されて、ヒッジョーに興味深かったりします。ともあれ以降、この、かな~りスゴい体内計測マシンことインナースキャンデュアル RD-800の機能などを詳しく見ていきたいと思います。

タニタ史上最高の家庭用体組成計!

 まずはこのインナースキャンデュアル RD-800の概要から。コレ、タニタの家庭用体組成計のなかで最高峰にあたるモデルで、計測できるのはタニタ史上最多の26項目。体重、体脂肪率、筋肉量、推定骨量、体水分率、脈拍、それから筋肉の質を示す筋質点数なども表示されます。

 ちなみに、筋肉量や脂肪率は体全体のほか、5つの部位毎(左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部)にそれぞれ分けて表示されます。各項目の計測結果は、本体内に保存できるほか、スマートフォンに転送してじっくり閲覧することもできます。iPhone・AndroidスマートフォンとBluetoothで無線接続可能で、対応アプリ「ヘルスプラネット」を使って計測した各数値を細かく見ていけます。

 スマホにデータを転送すると、計測結果の変化を時系列でグラフ化して見ることもできます。ですので、たとえばサイクリングをしていれば脚部中心に筋肉量が増えたりすることがわかりますし、バーベルで腕を鍛えているなら右腕と左腕のどちらにどの程度筋肉が付いていっているのかもわかっちゃうわけです。

Bluetooth接続でスマホと連携可能

スマホの画面で部位ごとの筋肉の状態などを確認できる

スマホ用アプリのヘルスプラネット

グラフ表示で時系列の状態の変化を見ることも可能

 ちなみに「ヘルスプラネット」は、タニタが提供するクラウド型の健康管理アプリで、対応の体組成計や活動量計、歩数計、血圧計などで計測したデータをアップロードして一括管理できます。やり方はとても簡単。たとえばインナースキャンデュアル RD-800とスマートフォンを組み合わせて使う場合、スマホのアプリからRD-800を起動→RD-800で計測→計測結果が自動的にアップロードされてグラフなどが見られる、といったスムーズさです。

 それからこのインナースキャンデュアル RD-800、外見もスッキリとキレイ。表面はブラックとシルバーのモノトーンで統一され、使用時には本体中央部などが発光しますが、その様子もクール。タニタの家庭用体組成計として最高峰の機種だけあって、美しいデザインとともに高級感も共存しているといった印象です。

 ちなみに、本体中央部やグリップ部の表示は、計測状況などによって発光状態が変わります。グリップ部の表示は、計測結果により、緑・黄・赤に変化しますが、良好な結果なのかどうかが直感的にわかって便利です。また、インナースキャンデュアル RD-800には4人までのユーザーを登録でき、それぞれのデータを管理できますが、使用時はユーザー(個人番号)により表示色が変わります(ブルー・ピンク・ホワイト・スカイブルー)。

ブラックとシルバーの高級感あるデザイン

グリップ部にも測定結果が表示され、結果の善し悪しによって表示の色を変えるなどわかりやすい

最大4人までユーザー登録ができる。毎回スマホを接続しなくてもユーザーの識別は自動で行われ、数日分のデータをまとめてスマホにおくることもできる

世界初の「部位別筋質点数」機能がスゴいっ!

 このインナースキャンデュアル RD-800を使ってみて「スゴいっ!」と感じるのは、からだを区分けして各部の脂肪率・筋肉量・筋質点数を計測・表示してくれる機能があること。具体的には、左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部(筋質点数は左腕・右腕・左脚・右脚)というふうに区分けされます。もちろん、からだ全体の体脂肪率や筋肉量もわかります。

 部位毎に脂肪率・筋肉量・筋質点数を計測・表示できると、何がイイんでしょうか? いろいろなメリットがありますが、総じて「より効率のよい運動を目指せる」ということでしょう。

部位ごとの筋肉の質や脂肪スコアが一目瞭然

 たとえばからだ全体の体脂肪率・筋肉量だけしか計測できない体組成計の場合、左右の脚で筋肉量のバラつきがあるとか、左右の腕ではどうなのかといったことは、わかりません。脚だけ筋肉が多く、体幹は筋肉が弱いかもしれませんが、それも判断できません。

 でもインナースキャンデュアル RD-800なら、左腕・右腕・左脚・右脚・体幹部のそれぞれの脂肪率・筋肉量・筋肉スコアがわかりますので、「左足の筋肉が多くてちょっとバランスが悪いから、右足も鍛えよう」「脚や体幹と比べると両腕は筋肉量が少ないから両腕のトレーニングをしなくちゃ」という効率的なステップアップができるというわけです。

 それから「筋質点数」ですが、これは筋肉の質を点数化したものです。筋肉は、筋線維とそれを取り巻く組織の集合体ですが、筋線維が太くてその周囲に脂肪・水分・結合組織が少ないと「質のよい筋肉」とされています。逆に、筋線維が細く筋線維以外の組織などの割合が高いと「質のよくない筋肉」ということになります。インナースキャンデュアル RD-800が計測・表示した「筋質点数」を見れば、筋肉は量だけでなく、質が大切であることに気づくことができ、健康改善やトレーニングの指針になります。

筋肉の量だけでなく、質も知ることでより細かくトレーニングの成果が見られる

 実際に、既にインナースキャンデュアル RD-800を使っているユーザーからは、この「部位別筋質点数」機能を評価する声が多々伝わってきています。

  • ・左脚が強くトレーニング中に左脚ばかりに頼ってしまっていたし、見た目も左脚が太いので、右腕右脚左腕左脚それぞれの筋量などかなり興味深く、しかも自分の感覚と合っていて驚きました(33歳 女性 フィットネスビキニ)
  • ・強み、弱みが理解できる。弱点を補うトレーニングが増えた(40歳 男性 空手家)
  • ・事故やケガなど古傷の確認、組織柔軟性の低下などが把握できますので、今までよりも対応が柔軟になり、より選手それぞれに合った処置ができるようになりました(44歳 男性 ジムトレーナー)
  • ・常に自分の変化が気になるようになり、より自分を見つめるようになったような気がした。自分のパフォーマンスと筋質点数を比較して自分に合った体格を探したくなった(21歳 女性 高飛び込み)

 多くはアスリートからのインプレッションですが、ワタクシのようなフツーのオッサンにとっても、「部位別筋質点数」機能はシッカリと役立ちます。というのは、筋肉の質の変化がハッキリとわかるからです。

 一般的な体組成計だと、体脂肪率も筋肉量も全身の数値しかわかりません。ですが、インナースキャンデュアル RD-800だと部位別にはかれる上に、「筋質点数」までわかり、筋肉の質が徐々に向上していったりする様子が把握できます。結果、運動やダイエットのモチベーションが高まる感じ♪

 ちなみに、この「部位別筋質点数」機能を実現できたのは、インナースキャンデュアル RD-800のデュアル周波数計測によるそうです。医療分野で培ったテクノロジーを取り入れ、2種類の周波数の電流を使って体組成を計測しています。

 体の組織は、細胞とその間にある細胞外液で成り立っています。体組成計はそこに微弱な電流を流すことで体組成を計測しますが、2種類の周波数(高周波・低周波)の電流を使い分けることで、内・外全体の情報と細胞外の情報を取得でき、これにより体脂肪率・筋肉量・体水分率などの体組成をより高精度に算出できるようになったそうです。

 実際にこのインナースキャンデュアル RD-800を使ってみると、各種計測結果にブレがないという印象があります。数ある体組成計、モノによっては「昨日と今日での体脂肪率が違い過ぎる~」みたいな謎の現象があったりしますが、インナースキャンデュアル RD-800だとそういうヘンな現象も見られません。かなり信頼できる、実力派の体組成計だと感じられます。

足下の4つの電極に加え、グリップ部にも左右、裏表の4つの電極がある。ここに2種類の電流を流すことで部位ごとの詳細なデータが測定できる

この体組成計、楽しい♪ やる気が出る!

 実際にこのインナースキャンデュアル RD-800をしばらく試用してみたわけですが、印象としては「楽しい♪」ということがまずヒトツ。それから「やる気が出る!」というのも大きいです。体組成計を使って楽しいとかやる気が出るとかって、ちょっとヘンかもしれませんが、いやこれホントなんです。

 たとえば、ダイエット目的で運動中、一般的な体組成計を使ってのワタクシ的実感を率直に申しますと、「運動すれば筋肉が育つハズ……なんだけど、なんか、育ってるのか? 筋肉量とかあんまり変わらないし、よくわからん」という感じ。これまでだいたいそうでした。まあ、全身の筋肉量なんてそうそう変わるものではないでしょうし、まあアリガチな実感だと思います。

 ですが、同じくダイエット目的で運動中にインナースキャンデュアル RD-800を使いつつ1週間程度以上観察すれば、「お~っ筋質点数が右肩上がり~♪ 筋肉育ってるから、間もなく筋肉量も増えるだろうし、脂肪の代謝もこれから上がるハズ!」といった印象に。体重とか全身の筋肉量などの数値はあまり変わっていなかったりするんですが、こっそりと成長を続ける筋肉の様子(つまり「筋質点数」の上昇)がバッチリ見える! 運動の成果が数値としてちゃんと確認できて、満足&楽しい~♪ みたいな感じです。

 そういった変化を左腕・右腕・左脚・右脚それぞれで見ていけるので非常に興味深いですし、今後はどの部位をより集中的に鍛えるべきかといった方針も立てられます。そして、何より、実際に筋肉がしっかり育ちつつあることが数値やグラフで可視化されるわけですから、「この調子で進めばスゴいかも!」とポジティブになり、さらなるやる気も出てくるというわけです。

 もうひとつ、「脈拍測定機能」がイイです。脈拍をはかれる機能ですが、それをもとにしてアプリ上で「目標脈拍数」が表示されるんです。

 この「目標脈拍数」とは、効率よく脂肪が燃焼する心拍数。年齢や安静時心拍数など人により違いますが、その心拍数を維持しつつ運動すると安全で、脂肪を効率よく燃焼させることができ、持久力の強化にもつながると言われています。「目標脈拍数」を算出するための計算はちょっと面倒なんですが、インナースキャンデュアル RD-800と対応のスマホアプリ「ヘルスプラネット」を連携させれば一発でその心拍数がわかるので、効率的に脂肪を減らしたい人には有り難い機能です。

体重や筋肉量だけでなく運動時目標脈拍も測定可能

 てな感じのインナースキャンデュアル RD-800。タニタのハイエンドな家庭用体組成計ですので、一瞬「アスリート指向の人向けかな?」なんて思うわけですが、実際は誰にでも役立つと思います。何しろ、自分のからだのなかで起きている日々の変化が、詳しくわかるんです。体重や筋肉量や体脂肪率はもちろん、筋肉の質が上がっているか下がっているか、どこの筋肉が多いのか少ないのか、からだのなかの水分の増減等々、いろ~んな事実がこの体組成計からわかります。スポーツマンにはもちろん役立ちますが、ダイエットに励むお父さんから健康維持を心がけるアクティブシニアまで幅広く役立つ体組成計だと思いますので、興味のある方はぜひジックリとチェックしてみてください♪


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