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人間のバイオリズムに寄り添うオフィス向けLEDスタンドライト「LAVIGO」

 キャプテンインダストリーズは、ドイツ・バルトマン社のオフィス向けLEDフロアスタンド「LAVIGO(ラヴィゴ)」を7月17日より発売する。LEDモジュールの数やヘッドの数が異なる6タイプが展開され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は15万円から。

ドイツ・バルトマン社のオフィス向けLEDフロアスタンド「LAVIGO(ラヴィゴ)」
LEDモジュールの数やヘッドの数が異なる全6タイプが展開される

 工事不要で導入できるスタンド型のオフィス向け照明。デスクや手もとを照らす直接照明と、天井や壁面を照らす間接照明から成り、太陽のリズムに合わせて出力や色温度を変化させる点が特徴。

 同社によると、体内時計は、脈拍、血圧、ホルモンバランスなどの身体のコンディションを司り、そのリズムは太陽光の1日の変化に伴っているという。バルトマン社では、ドイツのミュンヘン大学と共同で、生体リズムに合わせ太陽光の変化をシミュレーションし色も変わるサーカディアンリズム機能を開発。サーカディアンリズム機能では、オフィス内で照明をコントロールすることで、ホルモンバランスをコントロールし、ストレス解消、帰宅後の快眠、疲労回復や仕事の効率アップが期待できるという。

朝は目を覚まし、パワーアップするという力強い青白光。間接照明は色温度6,500K、直接照明は4,000K一定、照度は自動及び手動にて調整可能
昼間は、最大パフォーマンスを維持する光。間接照明は青みを少し抑えた昼光色で、高輝度パワーのある光
夕方は時間の経過とともに照度を低減させる。間接照明、暖光色と青みを混ぜた柔らかな光
夜は、疲れが作る睡眠ホルモンメラトニンが身体機能を遅くし、体内活性を低下させる。低減輝度とリラックスした温かみのある色調光を通じてニュートラルへの移行をサポート。間接照明は色温度を2,700Kまで下げた暖光色

 上下に発光するライト部分は、ともに無段階で調光可能。間接照明側の出力を重視することで、目に優しい空間を作り上げるという。また、従来のスタンドライトのように局所的な点灯感はなく、空間全体を明るくできる点も特徴。操作スイッチは、立っても、座っても操作しやすい位置に配置する。

上下に発光するライトは、ともに無段階で調光可能
操作スイッチは立ったままでも、座った状態でも操作できる

 またオプション設定により、人を感知する赤外線センサーを搭載することもできる。デスクに近づくと点灯、離席すると減光OFFする。

 さらに、本体同士が通信する「PULSE-TALK」も搭載可能。PULSE-TALKは人の動きに合わせて本体が自動でON/OFFするというもので、例えば残業時、1つのデスクだけ点灯するのではなく、周りのライトも弱く点灯したり、導線に沿ってライトを自動で点灯させるなど、様々な設定が可能。

阿部 夏子