30代のホームベーカリーの所有率は38.3%で増加傾向に――ドゥ・ハウス調べ

~週1回以上作るヘビーユーザーは減少傾向

 ネット調査会社のドゥ・ハウスは、ホームベーカリーに関するアンケートを全国20代から50代までの既婚女性4,036名に行なった。調査は10月4日から6日にインターネットで行なわれた。それによると、ホームベーカリーの所有率は増加傾向にあり、全体で29.6%がホームベーカリーを持っていると回答。特に所有率が高かったのが20代と30代で、前回調査を行なった2007年に比べると20代の所流率は6.2%増の24.2%、30代では14.7%増の38.3%となった。

ホームベーカリーの各年代の所有率を表した表。全体的に増加傾向にある

 一方、ホームベーカリーの使用頻度については、20代が最も高く「1週間に1度以上使用している」と答えた人は63.8%に上った。一方、所有者の増加率が高かった30代で「1週間に1度以上使用している」と答えた人は、2007年の前回調査では44.5%だったのに対し33.8%となった。全体でも、前回の19.8%から3.4%減の16.4%と減少傾向にある。

使用頻度について聞いたアンケート結果。20代は増加傾向にあったものの、30代では減少。全体でも3.4%減の16.4%という結果になった

 ホームベーカリーで作ったパンを食べるシーンについては、全体の87.6%が「朝食」と回答。全ての年代において、「朝食」で食べるという回答が増加しており、朝食以外の「昼食」「おやつ」「夕食」といった項目はいずれも減少傾向となった。






(阿部 夏子)

2011年11月17日 16:20