社団法人日本電機工業会(JEMA)は、2009年1月における家電製品の国内出荷金額を発表した。国内出荷金額は前年同月比3.4%増の1,005億円となり、昨年10月以来、3カ月ぶりの増加となった。
製品別では電気冷蔵庫が2カ月連続の増加を続けたほか、インフルエンザ予防などによる需要から加湿器が前年比184.9%、空気清浄機が52.8%の大幅な増加となった。
台数ベースでは、空気清浄機が11カ月ぶりの増加となった。特に加湿機能付きに人気が集中しており、前年比107.5%増の10万9千台となった。
冷蔵庫は前年比2.2%増の21万台で、6カ月ぶりの増加となった。特に容量501L以上の大型タイプが41.4%増の大幅な伸びを見せている。
そのほかの製品については、洗濯機は32万6千台とほぼ前年並み。掃除機(同2.6%減)は6カ月連続、電子レンジ(同2.8%減)は5カ月連続のマイナス成長を続けている。
■URL
社団法人日本電機工業会
http://www.jema-net.or.jp/
1月の出荷実績
http://www.jema-net.or.jp/Japanese/data/2009/09.01/0901ds-coment.pdf
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( 本誌:阿部 夏子 )
2009/02/25 00:07
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