三洋電機とENEOS(新日本石油)は、薄膜太陽電池を製造する合弁会社を設立したと発表した。
新会社は両社が50%ずつ出資し、社名は「三洋ENEOSソーラー株式会社」となる。資本金は2億円。代表取締役社長には前 三洋半導体 ビジネス開発室室長の五十嵐未知人氏が、代表取締役副社長には前 新日本石油 国際事業本部 薄膜太陽電池プロジェクト室 室長の湯原尚一郎氏が就任する。
太陽電池の製造で強みを持つ三洋と、石油、ガスなど既存エネルギーに強みを持ち、中東市場にパイプを持つENEOSとが組むことで、相乗効果を狙う。
新会社は2010年度内に80MW規模で生産・販売を開始。2015年度には1GW規模、2020年℃には2GW規模に拡大する見通し。
■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ENEOS(新日本石油株式会社)
http://www.eneos.co.jp/
三洋 ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0901news-j/0123-1.html
新日本石油 ニュースリリース
http://www.eneos.co.jp/company2/press/2008_2009/20090123_01_0794529.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2009/01/23 18:37
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