東芝ライテック株式会社は同社の電球型蛍光灯「ネオボール」シリーズの国内累計出荷数が6月で1億個に達したと発表した。1980年の発売から28年かかって達成した。
1980年発売の初代「ネオボール」は、重量420g、直径も110mm。今月発売の最新モデル「ネオボールZリアルPRIDE」は、重量64g、直径60mm。28年間で重さは約1/7、直径も半分近くになったことになる。
電球型蛍光灯を巡っては、近年、環境問題を背景に環境負荷の高い白熱電球からの移行する動きが活発化している。今年4月には経済産業省が政策レベルで移行を押し進める方針を明らかにしており、メーカー間の開発競争も加熱している。同社では2010年に白熱電球の製造を中止する予定で、同年の電球型蛍光灯の出荷数は2007年の2倍を目指している。
■URL
東芝ライテック株式会社
http://www.tlt.co.jp/tlt/index_j.htm
ニュースリリース
http://www.tlt.co.jp/tlt/topix/press/p080717_2/p080717_2.htm
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/07/18 18:11
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