松下電器産業株式会社は、10月1日より社名を「パナソニック株式会社」に変更することを正式決定した。これは26日に行なわれた株主総会での承認を受けたことによるもの。英文表記は「Panasonic Corporation」となる。
松下電器産業では、2008年1月に行なわれた経営方針説明会にて、社名を「パナソニック株式会社」に変更する方針を発表。同時に、ブランド価値を高めるために、国内向け生活家電・住宅設備関連のブランド「National(ナショナル)」を、AV機器や海外向け製品のブランド「Panasonic」へ統一する方針を打ち出している。
同社はまた、国内ブランドを「National」から「Panasonic」に統一する時期について、これまでは10月1日以降としていたが、前倒しして切り替えることも発表した。2009年度中に変更を終える予定は変わらない。
株主総会ではこのほか、グループ会社で「松下」「ナショナル」を関する企業の改称も決定された。例えば、生活家電・空調部門の「松下電器産業株式会社 松下ホームアプライアンス社」は、「パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社」に、電池部門の「松下電池工業株式会社」は「パナソニックエナジー株式会社」に変更される。
■URL
松下電器産業株式会社
http://panasonic.co.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080626-2/jn080626-2.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/06/26 15:49
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