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テプラ プロ SR600
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株式会社キングジムは、キューブ型のデザインが特徴的なラベルライター「テプラ プロ SR600」を5月30日に発売する。メーカー希望小売価格は23,940円。
事務機器然としたデザインから脱却をはかり、ポップなキューブ型のデザインとしたことが最大の特徴。同社の従来モデルは、オフィス向け、家庭向けとラインナップが分かれていたが、今回のモデルでは利用シーンの垣根を越え、オフィスだけでなく、リビングルームやショウルーム、店舗などで幅広く使用されることを目指してデザインされたという。
ノートパソコンのように、液晶パネルを開くとキーボードが現れる設計で、使用後は液晶パネルを閉じれば、インテリアに馴染むキューブ型となる。
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液晶ディスプレイを閉じるとキューブ型になる
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使用時は液晶パネルを開く
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女性の手のひらの上に乗る大きさ
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キーボードはパソコンと同じQWERTY配列
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印刷したラベルは本体側面から出てくる
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本体裏側の電池ボックスを取り外して単三乾電池6本を入れる
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日本語入力システムには、パソコンや携帯電話の入力システムとして定評のあるATOKを採用した。また、通常のモデルよりキーボードが小さいため、より入力しやすくするため、予測変換機能を搭載。入力した文字の次を予想し、変換候補に表示する。
機能的にはミドルレンジに当たるモデルで、印字の終わったところでラベルテープを自動で切断する「オートカット機能」や、一度入力した内容を保存し、あとで呼び出して再度印刷できる「ファイル」機能などを搭載する。
電源には単三型アルカリ乾電池6本またはパッケージ同梱のACアダプタを使用する。乾電池使用時の電池寿命は、交換式テープ2本分程度。
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底面のカバーを外すと……
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テープカートリッジにアクセスできる
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予測変換機能を搭載。「かで」まで入力すると、「家電」「嘉手納」といった候補が表示される
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印刷するテープの情報も液晶画面で確認できる
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本体サイズは「女性の手の上に載るギリギリのサイズ」という100×105×104mm(幅×奥行き×高さ)。重量は乾電池、テープカートリッジを除き、約550g。液晶は6文字×4行表示のバックライト付きTFT液晶。キーボードは一般的なパソコンと同じQWERTY配列。携帯電話で一般的な、かなめくり方式での入力も可能。ラベル幅は4/6/9/12 /18/24mmに対応する。本体カラーはパールホワイトとレッドの2色。18mm幅のテスト用テープカートリッジとACアダプタがパッケージに付属する。
同社代表取締役社長の宮本彰氏は「テプラ誕生から20年経ち、現在、国内シェアはトップで、累計販売台数はまもなく700万台に達する勢いだ。ここからさらに成長するために、開発方針を大きく変える必要性を感じた。“事務機器らしい顔”という常識をやぶり、コンパクトでスタイリッシュなデザインに生まれ変わった。そこに置いておきたいと思われるものを目指した」とこの製品の意義について語った。
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パソコンと接続して使うタイプの「テプラ プロ SR3700P」
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キングジム代表取締役社長の宮本彰氏
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■URL
株式会社キングジム
http://www.kingjim.co.jp/
ニュースリリース(SR600)
http://www.kingjim.co.jp/news/0805/sr600.html
ニュースリリース(SR3700P)
http://www.kingjim.co.jp/news/0805/sr3700p.html
製品情報
http://www.kingjim.co.jp/new_tepra/index.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/05/22 16:37
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