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新橋/亀戸で、ヤマダ電機への転換が進むキムラヤ |
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～12月6日に「LABI新橋」がオープン
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キムラヤセレクトの前身であるキムラヤは2004年に民事再生法の適用を申請しており、投資会社のアセット・マネジャーズの支援を受けて再建を果たした。そして、本年9月25日付けで、ヤマダ電機がアセット・マネージャーズから全株式の94.25%にあたる株式を購入、子会社化を発表した。 子会社化の時点で、キムラヤセレクトは新橋を拠点に、16店舗を運営していた。まず、11月4日に、キムラヤの本店である「セレクトインキムラヤ新橋本店」が改装を理由に閉店した。本店はキムラヤとしての改装ではなく、ヤマダ電機の「LABI新橋 デジタル館」として、12月6日にオープンする。 建物は地上7階/地下1階のビルで、約1,300坪の売場面積があり、新橋駅前直近の立地。池袋(7月13日開店)、大井町(11月2日開店)に続き、都内では3店舗目のLABIとなる。約1,300坪の売場面積がそのまま引き継がれれば、約1,400坪のLABI池袋と同等の規模だ。
これに伴い、同じ新橋駅前にある「セレクトインキムラヤ烏森口店」が改装され、11月19日にオープンした。「新橋本店が烏森口店に移転しました」と告知されており、事実上、新本店として扱われている。烏森口店では、取扱品目は、インポートブランドを中心にした雑貨が主で、家電製品などは扱われていない。
また、総武線沿線の亀戸駅周辺の商業施設「サンストリート」に出店していた、「セレクトインキムラヤ サンストリート店」も11月18日で閉店し、12月下旬にヤマダ電機の店舗に改装されることが告知されている。 店頭では「ヤマダ電機の店」とのみ告知されているが、サンストリートの公式サイトでは「ヤマダ電機テックランド」になると記載されている。
キムラヤの各店舗の一時閉店と改装は11月に入ってから一気に行なわれており、12月中には終了するという迅速さだ。現場では、掲示されている開店の日程が変更されるなど、厳しい進行状況であることが伺われる。子会社化から数カ月で、一気に業態変更と資産活用を進めるヤマダ電機の動きからは目が離せない。 ■URL キムラヤセレクト http://www.kimuraya-tokyo.co.jp/ 本店改装の告知(PDF) http://www.kimuraya-tokyo.co.jp/pdf/honten-close.pdf 新本店オープンの告知(PDF) http://www.kimuraya-tokyo.co.jp/pdf/karasu.pdf サンストリート店改装の告知(PDF) http://www.kimuraya-tokyo.co.jp/pdf/sunst-close.pdf サンストリートの改装情報 http://www.sunstreet.co.jp/information/ ヤマダ電機 http://www.yamada-denki.jp/ 「LABI 新橋」開店告知 http://www.yamadalabi.com/open/shinbashi.html ■ 関連記事 ・ ヤマダ電機、キムラヤセレクトを子会社化（2007/09/26） ・ ヤマダ電機、「LABI池袋」オープン（2007/07/13）
（ 本誌：伊達 浩二 ）
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