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DC22 ddm motorhead
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ダイソン株式会社は、「完全メンテナンスフリー」のサイクロン式掃除機「DC22」シリーズ4機種を11月中旬以降、順次発売する。ラインナップの詳細は以下の通り。
【DC22シリーズ】
製品名 | ddm motorhead | ddm turbinehead | motorhead | turbinehead |
ダイソンデジタルモーター | ○ | ○ | - | - |
モーター付きヘッド | ○ | - | ○ | - |
添付ノズル | マイクロタービンヘッド | ○ | ○ | ○ | - |
ソフトブラシツール | ○ | ○ | - | - |
フトンツール | ○ | ○ | ○ | ○ |
フレキシブル隙間ノズル | ○ | ○ | - | - |
メーカー保証 | 5年 | 2年 |
本体サイズ (幅×奥行き×高さ) | 397×255×292mm |
本体重量 | 4.8kg | 4.9kg |
希望小売価格 | オープンプライス |
店頭予想価格 | 98,000円前後 | 94,000円前後 | 78,000円前後 | 76,000円前後 |
ダイソンの掃除機の中でもフラッグシップに位置する機種。前機種のDC12から約3年ぶりのフルモデルチェンジとなる。ダイソンはイギリスの企業だが、DC22は世界に先駆けて日本で発表された。
最大の変更点は、サイクロン掃除機の心臓部となる、ゴミと空気を遠心分離する仕組みを改良した点。まず、渦巻きを起こす円錐状のパーツをDC12の8個から12個に増やした。さらに、円錐状のパーツに達する前の部分で、ミクロのレベルのゴミを取り除く「コアセパレーター」という部品を新たに設け、集塵効率を高めた。
サイクロン掃除機では、空気で分離しきれなかったゴミをフィルターでキャッチするため、フィルターの定期的なメンテナンスが必要であることが弱点とされるが、DC22ではコアセパレーターの採用などにより、「完全メンテナンスフリー」を謳っている。なお、この「完全メンテナンスフリー」について、資料では「少なくとも約7年間フィルターのクリーニングが不要」としている。
本体内にはHEPAフィルターを搭載し、排気のニオイやバクテリア・カビの繁殖を防いでいる
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本体正面
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本体側面
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本体側面。向かって右側に電源スイッチなどがある
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本体背面
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電源スイッチ周辺部。コードはホイールの中に格納する
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収納時はヘッドなどを外して、本体に取り付けられる
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オレンジ色の円錐状パーツが12個に増えている
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ダストボックスは透明で、ゴミの溜まり具合が一目でわかる
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本体後部。ヘッドをひっかけて収納するためのフックがある
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使い勝手の面では、伸縮可能なパイプを採用するほか、グリップ付近に電源ON/OFFボタンやヘッドのモーターのON/OFFボタンを設けたり、電源コードを自動で巻き取るコードリールを搭載するなど、国内メーカーの製品と同じ感覚で使えるよう配慮されているという。
上位2モデル(ddm motorhead、ddm turbinehead)には、ダイソンデジタルモーター(DDM)を搭載。デジタルパルスを使って回転制御するため、一般的なモーターで生じる粉塵がないほか、摩擦が少なく、寿命が長くなるという。このため、DDM非搭載モデルが2年保証なのに対し、DDM搭載モデルは5年保証が付いている。
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ホースは本体に巻き付けて収納する
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アクセサリブラシはノズルに装着して収納する
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DC22のデザインモックアップ
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モーター内蔵のヘッド
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グリップ部。電源のON/OFFスイッチとヘッドのモーターのON/OFFスイッチがある
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ゴミが溜まるクリアビン
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グリップ部分にあるボタンを押すと、フタが開いてゴミが捨てられる
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クリアビンを外した状態の本体
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ダイソンが初めて作った掃除機「G-FORCE」
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イギリスで販売された初の掃除機「DC10」
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従来機の「DC12」
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DC22を手に取るジェームズ・ダイソン
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発表会に出席した創業者で英Dyson 会長のジェームズ・ダイソンは「日本は、22年前、私が初めて作った掃除機“G-FORCE”を受け入れてくれた思い入れのある国。サイクロン掃除機はほかのメーカーからも出ているが、DC22は全く別のテクノロジーを持ったもの」と製品への自信を見せた。
■URL
ダイソン株式会社
http://www.dyson.co.jp/
掃除機 関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/cleaner.htm
■ 関連記事
・ 家電製品レビュー ダイソン「ルート6 DC16」(2006/12/06)
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/10/26 00:02
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