GfK Japan(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社)は、2007年8月における冷蔵庫の市場動向についてのレポートを発表した。
同社のデータによると8月の記録的猛暑により、販売台数は約50万台で前年同月比で約4%伸びたという。しかし、7月の梅雨の長引き、低温などによる不振が響き、7~8月の合計でみると前年の約9割程度になったとしている。
容量クラス別に見ると、401L以上のいわゆる大容量クラスが全体の約40%を占める。要因として501L以上クラスのシェアの伸びがあるとしている。その背景には、このクラスの売れ筋商品の値段が春以降下がってきたことや、容量が変わらずにコンパクト化してきていることが要因なのではないかと分析している。
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■URL
GfK Japan(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社)
http://www.gfkjpn.co.jp/
市場動向レポート(PDF)
http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFiMonthlyMarketComment_0708_REF.pdf
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( 本誌:阿部 夏子 )
2007/10/05 18:32
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