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東芝、洗濯物を除菌/消臭するドラム式洗濯乾燥機

~「タオル」「低温風仕上」モードを搭載

ハイブリッドドラム TW-180VE
 東芝コンシューママーケティング株式会社は、カビの抑制・除菌・消臭機能を備えたドラム式洗濯乾燥機「ハイブリッドドラム TW-180VE」を、10月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22万円前後。

 同社が9月上旬より発売するドラム式乾燥機「TW-3000VE」の下位機種に当たる製品で、冷房/暖房機能や、運転時間を早めるための庫内構造などが省かれている。

 本製品では、洗濯物やドラム内の清潔性を高める機能を搭載したのが特徴。ドラム内のカビを抑制する機能として、洗濯終了後に約30分間自動で槽内を乾燥運転し、カビの発生を防ぐ「カビプロテクト」機能を備えた。また脱水時には、ヒーターを加熱して脱水する「高速回転プリヒート脱水」の完了後、ドラム内を約65℃にすることで、洗濯物を除菌する脱水消臭する「ヒート除菌脱水」コースを搭載。さらに、衣類の生地にダメージが少ない約70℃の温風を当てることで除菌・消臭する「ヒート除菌消臭」コースも備えている。


「カビプロテクト」の仕組み

 衣類の乾燥機能には、ヒーターの温度を衣類への傷みが少ない80℃以下にし、また仕上げ段階で外気を取り込むことで、仕上がり時のシワを減らす「ハイブリッド乾燥」方式を採用した。洗濯から乾燥までの消費電力量は、洗濯物が6kgの場合で約2,300Whまで抑えられるという。

 また、ハイブリッド乾燥方式でのヒーター温度を多段階に制御できるようになった。これにより、乾燥後のごわごわとした触感を抑える「タオル」コース、高温乾燥を防止して、衣類の縮みを押さえる「低温風仕上」など、衣類に応じたコースが新たに設けられている。

 洗濯方式には、ドラムの最上部から衣類を落として洗う「たたき洗い」に加えて、ドラムの回転を左右にゆっくり動かす「手もみ洗い」を採り入れた。これらを交互に運転して、さらに濃縮洗剤液を衣類の上からかけて洗う「循環シャワー」と合わせることで、布傷みを抑えながら、高い洗浄効果を実現するという。なお、洗浄中には銀イオンを加えながら洗濯物を繰り返し洗うことで、衣類を抗菌する効果もある。同社ではこれらを合わせて「Ag+ダンクウェーブ洗浄」と呼んでいる。

 このほか、温風で水温を温めて洗うことで、冬でも高い洗浄効果を発揮する「ホットミスト洗浄コース」も備えている。

 振動・防音対策としては、ドラムの回転を細かく制御する「ツイン振動センサー」を搭載することで、脱水時の振動を抑えた。また、滑らかな回転が特徴の「S-DDモーター」、ドラムの振動を吸収する高摩擦サスペンション、ハイグリップ脚を採用することにより、運転音も抑制している。

 本体サイズは、665×675×1,050mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は72kg。洗濯時の標準使用水量は85Lで、洗濯~乾燥時は110L。本体カラーは、ピュアホワイトとプラチナベージュの2色。


ピュアホワイト
プラチナベージュ




URL
  東芝コンシューママーケティング株式会社
  http://www.toshiba.co.jp/tcm/
  洗濯機関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/washer.htm

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東芝、世界初の冷暖房機能付きドラム式洗濯乾燥機(2007/08/07)


( 本誌:正藤 慶一 )
2007/08/28 00:02

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