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NP-BM2
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ナショナル(松下電器産業株式会社)は、動作音を抑える動作モードを設けた食器洗い乾燥機「NP-BM2」を6月15日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は80,000円前後。
従来機種「NP-BM1」をベースに、動作音を抑えるモードを備えたのが最大の特徴。
同社によると、ユーザーニーズ調査で、食器洗い乾燥機(食洗機)にまつわる不満としてもっとも多く挙げられていたのが、動作音のうるささだったという。しかし、騒音の主な原因は、モーターの動作音と噴射する水が内壁に当たる音で、これらは洗浄能力に直結する動作にあたるため、運転時間を犠牲にしなければ、静音性を得ることは難しかった。
そこで、NP-BM2ではモード設定時のみ動作音を静かにする「音控えめ」ボタンを新たに設けた。このボタンを押したときだけ、インバーターモーターの制御ならびに水圧の調整を行ない、通常で約40dbの動作音を、約37dbに抑える。
「音控えめ」ボタンは、「標準」「低温ソフト」「少量」の運転コースと組み合わせて使用する。音控えめモードがONになっているときだけ、静音運転を行ない、もう一度「音控えめ」ボタンを押すと解除される。このため、静音性を得たいときだけ設定すればよく、運転時間への影響が最小限で済むことになる。同社では「電話がかかってきたときや、子供を寝かしつけるときなどに有効」としている。
社団法人日本電機工業会(JEMA)が定める騒音の基準では、40dbが「静かな公園」、30dbが「ささやき声」となっている。
なお、全行程を「音控えめ」ボタンONで動作させた場合、「標準」モードの運転時間は最大121分。「音控えめ」ボタンOFFの場合は77分。
本体底部のカラーがホワイトからブラックになったことを除き、本体デザインは従来機種「NP-BM1」を踏襲。洗剤をミスト状にして、汚れをはがし、除菌する「除菌ミスト」機能や、本体上側からの食器の出し入れをしやすくする「オープンドーム形状」なども従来機に引き続き採用する。
本体サイズは550×337×555mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約18kg。最大消費電力は1,190W。使用水量は約11L。収納食器点数は最大60点(約6人分)。
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調査では動作音への不満がもっとも多かった
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独立した運転コースではなく、「標準」など通常の運転モードと組み合わせて使えるのが特徴
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除菌ミストのイメージ。洗剤をミスト化したものなので、水分だけのスチームなどより汚れを落とす効果が高いという
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水を広範囲に飛ばし、洗い漏れを防ぐという「ブーメランノズル」
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ドアが上部にせり上がり、食器の出し入れをしやすくする「オープンドーム形状」
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本体底部のカラーをブラックに変更した
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同時に、食器点数37点、2~4人用のコンパクトタイプの新機種「NP-CM2」も発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は70,000円前後。「音控えめ」ボタンは付いていないが、代わりに静音運転するモード「ナイトコース」が新たに追加されている。
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NP-CM2
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食器収容点数は37点
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NP-CM2もオープンドーム形状を採用する
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■URL
ナショナル(松下電器産業株式会社)
http://national.jp/
ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070417-1/jn070417-1.html
製品情報
http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=NP-BM2
■ 関連記事
・ 但見裕子の「家電買っちゃいました」 ナショナル 食器洗い乾燥機「NP-BM1」(2006/10/02)
■URL
そこが知りたい家電の新技術 ナショナル「NP-BM1」(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0807/kaden007.htm
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/04/17 14:30
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