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コスモシリーズ ワイド21 ここでもセンサ WTC5360W 送信器(右)と受信器
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ナショナル(松下電工株式会社)は、人感センサー付スイッチ「コスモシリーズ ワイド21 ここでもセンサ WTC5360W」を、3月21日に発売する。希望小売価格は13,125円。
玄関を開けると、熱線センサーが人の動きを検知し、照明のON/OFFを行なうセンサースイッチ。これまでの製品では、センサーの発信器と受信器の間には配線が必要で、発信器と受信器を、壁のスイッチ部にまとめていた。そのため、間取りによっては、センサーで検知したい場所に熱線を飛ばすことができず、玄関近くの廊下を歩いているだけで、照明が無用に付いてしまうなどの問題点があった。
本製品では、発信器をスイッチより独立させ、電源を配線不要の乾電池式にすることで、設置場所の選択肢を増やしたのが特徴。これにより、間取りに応じた設置が可能になった。また、検知したいところだけにセンサーが働くように、送信機の位置を選ぶことで、無用な点灯を防ぐこともできる。
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設置例
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受信器は、2線式の片切りスイッチの配線を使用するため、既存の住宅の照明器具に対応する。ただし、取り付けには電気工事士の資格が必要になる。
受信器の本体サイズは、50.1×110×41.7mm(幅×奥行き×高さ)。照度が1,000lx以下の環境でセンサーの受信が可能。
発信器の本体サイズは、70×27.5×90mm(同)。電源は単四形アルカリ電池を2本使用する。寿命は約2年間。検知後の点灯時間は、約10秒~30分の14段階で設定可能。また、熱線センサーが感知する照度は約5~200lxから設定できる。
■URL
ナショナル(松下電工株式会社)
http://www.mew.co.jp/
ニュースリリース
http://www.mew.co.jp/corp/news/0703/0703-15.htm
ここでもセンサ 専用ページ
http://biz.national.jp/Ebox/haisen/kokodemo/index.html
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( 本誌:正藤 慶一 )
2007/03/20 20:11
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