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日立、コンシューマ・マーケティング社とアプライアンス社が、4月1日に合併

 日立製作所は、家電・空調の販売・サービスを行なう日立コンシューマ・マーケティングと、家電・空調の設計・製造を行なう日立アプライアンスが2019年4月1日に合併し、新会社を発足すると発表した。

 発足する新会社では、家電・空調分野について、商品企画、設計、製造、営業、アフターサービスまでのバリューチェーンが統合されることになる。顧客のライフスタイルが、デジタル化などの社会構造の変化により世界中で多様化している現状に即応し、顧客にとって価値のある商品・サービスを提供する"生活ソリューションカンパニー"を目指すとしている。

 また、日立グループの有するIT、OT(オペレーションテクノロジー)と家電等の領域を組み合わせ、新たな生活ソリューションを創出していくほか、IoTソリューション「Lumada」を活用したスマートホームやスマートシティなどの新領域へも取り組むという。

 なお現状では、両社とも日立製作所の100%子会社であり、合併時の事業存続会社等は公表されていない。合併後の商号については、後日発表するとしている。