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勝間 和代さんがホットクック新モデルでロジカルクッキング、出汁なしで美味しい味噌汁のレシピも

 シャープは、無水調理が簡単にできる水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」1.6L(2~4人用)タイプに、無線LAN機能を搭載した「KN-HW16D」を追加し、7月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は60,000円前後(税抜)。

水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HW16D」

 水も火も使わず、食材に含まれる水分を活用する「無水調理」ができる電気無水鍋。メニューに合わせて最適なタイミングで具材をかき混ぜてくれる「まぜ技ユニット」や、予約調理機能などを搭載している点が特徴。食材を入れてボタンを押すだけで、手軽にカレーや煮物などが作れる。

 これまで無線LAN搭載モデルは、大容量2.4L(2~6人用)のみを展開。今回少人数世帯向けの1.6Lモデルに初めて無線LAN機能を搭載し、幅広い家庭で新たな生活必需品化を図るという。また、本体カラーも従来のレッド系に加え、ホットクック初のホワイト系を採用。幅広いユーザーを想定し、好みに合わせて選べるとしている。

「まぜ技ユニット」が最適なタイミングで具材をかき混ぜてくれる
少人数世帯向けの1.6Lモデルに初めて無線LAN機能を搭載

 AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」と接続することで、AI(人工知能)が材料と作り方を画面と音声で通知。このほか、ユーザーの調理履歴やクラウドの気候情報などのデータから、日常の食生活にあわせたメニュー提案もしてくれる。

 スマホアプリからオリジナルメニューを登録して、ホットクック本体に反映させることも可能。例えばタンシチューのメニューを作る場合なら、アプリのメニュー編集画面から「煮物を作る」工程を選択し、「混ぜる」、「加熱90分」などを選ぶことでメニューを作成できる。そのまま「ホットクックに送信」ボタンを押すと、本体にメニューがダウンロードされ調理も可能。

 オリジナルメニューをホットクック本体に反映できるのは、現時点で「KN-HW16D」のみ。今後は、無線LANを搭載した2.4Lタイプへの対応も予定しているという。

スマホアプリからオリジナルメニューを登録できる

手動調理火加減や混ぜ方を選べる「好みの設定加熱」

 このほか、「煮詰め」機能を新たに搭載。これまでできなかったフタを開けたままの加熱ができるようになった。タンドリーチキンの仕上げに少し煮汁を飛ばしたいときや、ぶり大根で照りを出したいときなどに使えるという。

 手動調理時に便利な機能も新搭載。ホットクックは使用するにつれて手動調理の使用頻度が増え、もっと自分流に設定して使いたいという声が多いという。今回新たに、火加減や混ぜ方を選べる「好みの設定加熱」を採用。「強火/中火/弱火」の3種類の火加減と、「まぜない/たまにまぜる/よくまぜる/高速でまぜる」の4種類から混ぜ方も選択でき、自動調理メニューだけでなくコンロで鍋を使う感覚で使えるという。

「煮詰め」機能や、「好みの設定加熱」を新たに搭載

 会場には、ホットクックを愛用している経済評論家の勝間 和代さんが登場。「好みの設定加熱」機能について以下のようにコメントした。

 「ホットクックで調理すると、どれも食材の味がちゃんと引き出されて少しの調味料でもとても美味しくなります。ですがその中で1回、自動メニューできんぴらを作ったときに焦げちゃったんですね。それで手動で自分好みの設定にしたら美味しくできたので、色々試してみるのも面白いと思います。ホットクックでの手動設定は面倒に思われるかもしれないですが、ガスコンロを使うよりは十分手軽です。自分で試して好みのレシピを作るのも楽しいですよ」

経済評論家の勝間 和代さん

 操作画面のサイズは3インチ。メニューは番号から選択するほか、食材や調理方法からも検索可能。メニュー集に掲載されているメニュー数は全145種類(自動126、手動19)。

 本体サイズは、364×283×232mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5.5kg。消費電力は600W。設定温度は35~90℃。蒸し板、保存専用ふた、メニュー集、説明書が付属する。カラーはレッド系とホワイト系の2色。

メニュー番号から選択するほか、食材や調理方法からもメニュー検索可能

 下位機種として、無線LAN非搭載の「ヘルシオ ホットクック KN-HT99B」(1.6Lタイプ)を、9月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は50,000円前後(税抜)。

 基本機能は従来の1.6Lタイプと変わらないが、手入れ機能を強化したという。カラーはレッド系。

【9月11日訂正】
記事初出時、発売日を9月13日としておりましたが、事情により9月21日発売に延期されることがメーカーより公表されました。訂正いたします。

無線LAN非搭載「ヘルシオ ホットクック KN-HT99B」(1.6Lタイプ)

出汁なし味噌汁の味は? 勝間 和代さんがロジカルクッキングを紹介

 また、勝間 和代さんが推奨する「ロジカルクッキング」を活用した料理教室も開催。ロジカルクッキングとは、経験や勘ではなく、コンピュータープログラミングのように、ロジック(論理や公式)で料理を作ろうという発想のこととしている。

 「これまでさまざまな調理家電を試してきましたが、ホットクックが最も優秀でした。今では3台のホットクックを使って毎日料理していて、ホットクックはIHクッキングヒーターの上に置いてるので、IHの電源は抜いています(笑)。味噌汁や炒めもの、煮物など何でもやってもらっていますが、ホットクックの良いところは何といっても健康的な食事ができることです。スーパーで売っている食材を切って鍋に入れてボタンを押せば、少しの調味料でも食材本来の味が引き出されて美味しくなります」(勝間さん)

ロジカルクッキング」を活用した料理教室も開催

 自炊する理由については「夜、帰宅時間が遅いのですがスーパーでお惣菜を買おうとしても21時とかになると、良いものがあまり残ってないですよね。しかも加工食品は味を維持するために、糖分や脂肪分、塩分が多く入っています。私昔デブだったんですけど、デブの理由って大体糖分、脂肪分、塩分の摂りすぎなんですよ。だったら自分で食材カットしてホットクックを使ったほうが塩分なども抑えられますし、食材をカットする時間も5~10分しか掛かりません。お惣菜を買うよりも、ホットクックで自炊した方が、健康的ですし時間も掛からないのでメリットは多いと思います」と話した。

 また、ロジカルクッキングに必要な要素は、「適切な加熱方法を覚える」「適切な調味料の使い方を覚える」という2つだけだという。適切な加熱方法はホットクックに任せられるため、調味料の使い方を覚えることが重要としている。

 「料理をするときにレシピを見る人は多いと思いますが、色んな調味料の配分を覚えるのは大変ですよね。ロジカルクッキングでは簡単な調味料の使い方があります。塩分濃度を0.6%にすればいいんです。ホットクックの調理なら塩分濃度0.6%でも十分美味しいですし、家族に薄味が嫌と言われたら0.8%からはじめて徐々に薄くするのがオススメです」

 ホットクック調理時の塩分濃度の計算方法も紹介。「まず内鍋の重さを計っておき、食材を全部入れたら再度重さを計ります。そこから内鍋の重さを引いて食材の重さを把握し、塩分濃度0.6%を計算すればいいんです。500gの食材だったら0.6%で3gの塩を入れる計算になります。味噌汁の場合は、水と素材の量が1Lなら6gの塩分量になるように計算します。味噌は種類によって塩分濃度が違いますが、通常の味噌なら大体12%前後の塩分が含まれているので0.6%を8倍して4.8%、大体5%とおぼえておくといいですね。計算は面倒なので、全部スマートスピーカーに任せています」(勝間さん)

食材の重さを把握し、塩分濃度0.6%を計算して塩を投入する

 実際に、塩分濃度0.6%になるように計算してホットクックで作られた味噌汁を試食した。食材の旨みが引き出されるため、出汁は使わず味噌だけで味を整えたという。

 驚くことに、出汁を入れていなくても味がしっかりついており、美味しい味噌汁だった。塩分控えめのやさしい味わいで、健康的な食事ができていると実感できた。薄味だが具材の味が引き出されているので、満足感もしっかりある。

 ほかにも、ホットクックの炒め機能を使ったブレイズ(野菜の蒸し煮)を試食。ナスやピーマン、パプリカを蒸したもので、塩とオリーブオイルのみで味付けされていたが、こちらも薄味ながら野菜の甘みが感じられた。

 勝間さんは「塩の代わりに味噌やしょうゆでも美味しいですよ。調理をするとき、砂糖やみりんを入れたくなると思いますが、ホットクックがあれば十分素材の旨みを引き出してくれるので、一度塩、しょうゆ、味噌だけの味付けに挑戦してみてもらいたいですね」と話した。

出汁なし味噌汁や野菜の蒸し煮を試食。薄味ながら食材の味が引き出されていて美味しい