明らかにラク、明らかにキレイ イイじゃん! Dyson 360 Eye™ ロボット掃除機

イイじゃん、ダイソン「Dyson 360 Eye™ ロボット掃除機」!

イキナリですが、じつはワタクシ、いわゆるロボット掃除機が「好きではありません」でした。仕事柄、けっこー何機種も試用したんですけど、正直なところ「掃除機としてどうなの?」って感じでした。ぶっちゃけた話、どの機種も「ホコリの取り残し」が少なくなかったんです。

たとえばフローリングにホコリが残ったりします。光にかざして見ると、床がけっこーホコリだらけ。もちろんソコはロボット掃除機が通過した後の床です。率直に「全然掃除できてないじゃん!」みたいな。

まあ、目につく大きめのゴミは掃除してくれたりするんですが、細かな汚れ、特にホコリの類がかなり残りがちだったんです。静電気でホコリが床に吸着している雰囲気。それと、ロボット掃除機は普段掃除できないソファやベッドの下なんかにも入っていってくれて頼もしい感じですが、そういった場所にたまったホコリをサイドブラシで散らかしたり舞い上げたりして、「むしろホコリを拡散させてるし!」的に逆効果となることもアリガチでした。

そんな経験をしているので、掃除はもっぱらスティッククリーナーでしています。ダイソンの「Dyson V6 Fluffy」を使用中。掃除機がけ後に床を精査しても、ホコリほぼナシ! 痛快と言えるレベルの仕上がり♪ 吸引力抜群で、最高に効果的な掃除ができる掃除機です。……ロボット掃除機もこのくらいキレイに掃除できればなぁ、みたいな。

などとグチっぽいコトを言っていたりしたら、インプレスの中の人が「あ、それならダイソンのヤツを試してみたらどうですか? ロボット掃除機の中では抜群の吸引力ですから、ホコリの取り残しとかナイと思いますよ」と。え? そうなの!? ロボット掃除機ってだけで敬遠してきた最近なので、ノーチェックだった〜。てなわけで、ダイソンの「Dyson 360 Eye™ ロボット掃除機」(以下、Dyson 360 Eye™)を試用してみることにしました。

Dyson 360 Eye™は、一連の「ロボット掃除機」とは一線を画したアプローチで作られた製品です。イロイロと違うんですが、たとえば一般のロボット掃除機が「ロボットに掃除をさせてみた」的な考え方だとすれば、Dyson 360 Eye™は「ダイソンの掃除機を自動運転させてみた」という方向性。「ロボット掃除機だから吸引力はソコソコ、でも全自動だからラクでしょ?」というコトではなく、「吸引力が強く長続きするサイクロン掃除機が自動的に掃除してくれるのが理想的」という考え方です。

  • Dyson 360 Eye™は、ダイソンならではの吸引力をロボット掃除機でも実現した製品

  • ダイソンおなじみのRadial Root Cyclone™(ラジアルルートサイクロン) テクノロジーをロボット掃除機にそのまま搭載!

ともあれ、実際に使ってみての結果から書いてみますと、Dyson 360 Eye™にはバッチリ強い吸引力が備わっており、床にホコリやゴミが残ることはほぼありませんでした。Dyson 360 Eye™が掃除した後、床を精査してみても、ホコリの痕跡ナシ! 前述のスティッククリーナーで掃除したのと同様の「痛快な仕上がり」になっています。

  • 一見きれいに見える床も……

  • LEDの光を当ててみるとホコリがこんなに!!

  • Dyson 360 Eye™で掃除した後の床。痛快な仕上がりに大満足♪

ちなみに、床の精査方法ですが、ワタクシの場合は「けっこーエゲツナイやり方」です。床面とほぼ平行に強いLED光を当て、ゴミやホコリを浮き上がらせるように見る、という方法。掃除機がけ前と後に、この方法で調べると「掃除機のゴミ吸引能力」が一発でわかっちゃいます。「知らなければよかった世界」が見えてしまう方法、でもあります。

さておき、以降、Dyson 360 Eye™についてアレコレと書いてみたいと思います。

使い方簡単、スマホ連係も可能

まずDyson 360 Eye™の使い方から。専用の充電ドックに掃除機本体をセットし、十分に充電したら、本体上部のボタンを押すだけです。後は掃除機が室内のマップを自動的に作成しつつ現在位置を把握しながら、床をくまなく掃除するよう、自動運転を行います。ま、ボタンを押すだけで「後は全部掃除機任せ」ってわけですな。

ちなみに、充電時間は約2時間45分で、連続運転時間は約45分です。Dyson 360 Eye™は必要に応じて自動で充電ドックに戻って充電しますので、もちろんユーザーは電池切れなどを気にする必要はありません。もし、掃除中に充電ドックに戻ったとしても、充電し終えたら掃除を中断した場所から再開します。

Dyson 360 Eye™を充電ドックにセット。約2時間45分で満充電になります

Dyson 360 Eye™はWi-Fi環境がなくても使えますが、スマートフォンの専用アプリ「Dyson Link」と連係させることで、さらに便利に使えるようになります。Dyson Linkは、iOS版とAndroid版が用意されており、利用には無線LAN環境(Wi-Fi対応ルータ等)が必要になります。

Dyson Linkでは、スマートフォンから掃除の開始や中断を指示することができます。また、毎日の掃除予約も可能になり、1週間分の掃除開始時刻を5分単位で設定できます。

  • 掃除の開始、中断をスマートフォンから操作できます

  • 毎日の掃除開始時間を設定可能

  • ソフトウェアの自動更新を選択できる。ONにしておくことで、知らない間にDyson 360 Eye™が賢くなりますヨ♪

「もしや掃除し残しがあるのでは?」といった疑念をスッキリと払拭できていい気分♪

さらに、掃除の結果を「マップ」で確認することができます。マップはブルーが掃除範囲(カバー範囲)、濃いブルーが境界部、薄いグレーが範囲外、白い線が動いた軌跡です。

マップを見ると「かなりキッチリ掃除してくれている」とか「なるほどココにはテーブルと椅子の脚があるから範囲外になったんだな」などイロイロわかります。 Dyson 360 Eye™に、より効率良く動いてもらうためのアイデア(たとえば「この椅子を別の位置に置けばテーブルの下をカンペキに掃除してくれそうだな」など)も浮かんできます。

ぶつからない! 賢く動き回る!

Dyson 360 Eye™を使い始めて軽く感動したのは、壁や家具にほぼ「ぶつからない」ことです。よくあるロボット掃除機は、壁や家具に接触~衝突しつつ部屋を動き回りますな。場合によっては「あ~っ、ちょっ、家具に傷が付く~!」と思うほどガツンガツンと盛大にぶつかります。軽い家具類は、ロボット掃除機の激突で動かされちゃったりも。

しかしDyson 360 Eye™の場合、そういうことがほとんどありません。壁や家具にはまずぶつからず、その直前で一時停止して方向転換などします。壁や家具のギリギリ手前に沿って掃除したりもします。

観察していると「おー周囲をよく見てるな〜」って感じなんですが、実際の利便も大きいです。というのは、カーテンや軽い家具などに接触しませんので、カーテンに乗り上げたり軽い家具を動かしてしまったりするようなトラブルがナイんです。壁や家具を傷付けることもないわけですな。

ただ、赤外線センサーで発見しづらい細さのものや色のものだと、ぶつかることがあります。たとえばテーブルや椅子の脚が非常に細いとぶつかったりします。でも、「ぶつかる」というより「コツンと当たる」という感じ。何かに当たった直後にすぐ止まり、方向転換しますので、不安は感じません。

ちなみに拙宅にてDyson 360 Eye™がぶつかったのは、折り畳みテーブルの細い脚と、金属棚の細い脚くらい。どちらも直径1〜2cmくらいの棒って感じの脚です。それ以上太い対象は検知してぶつかることはありませんでした。

こういった細い脚には、たまに「コツン」と当たることがあります

それから「動き」ですが、全体的に「賢くキッチリ掃除してくれる」という印象です。基本的には直線的に動きつつ、四角を描くように回転したりして、床をまんべんなく掃除します。今後、ソフトウェアアップデートも予定されているので、より賢くなることも期待できます。

また、ブラシ幅はほぼ本体の幅と同じですので、通過した軌跡が掃除された面となります。ですので、見ていると「いまこの範囲を掃除した」ということがよくわかります。一般的なロボット掃除機に感じがちな「そんな斜めにランダムに動いて……ホントに掃除できてる? 汚れの取り残し、大丈夫?」といったモヤモヤもありません。

それと、基本的には「最初に動き始めた直線」と平行もしくは直角に進路を取って掃除を進めるようです。ので、壁際の掃除とかを見ていると愉快。人間が壁際の掃除機がけをするように、壁に沿ってまっすぐ進んだりします。


規則的な動きで部屋を掃除するDyson 360 Eye™

これら「ぶつからないこと」や「賢く動き回ること」から、Dyson 360 Eye™の空間認識のシクミを垣間見ることができます。Dyson 360 Eye™は本体上部のカメラで部屋の360度パノラマビューを認識し、自分が動く環境を把握します。また、部屋の特徴的な箇所を複数検出し、そこから三角法で現在位置を割り出します。もちろんセンサーにより障害物も認識。床の形状や広さや障害物や今いる位置を把握しつつ掃除を進めるので、観察していると「納得できる掃除の進め方をする」という感じがします。

360度視界のカメラを装備しているから、壁などを検知して激突を避けてくれるんですな

また使用上の注意ですが、使用前にはある程度部屋を片付ける必要があります。細いコードや紐、布など、掃除機が巻き込む可能性があるものは片付けます。床に液体がこぼれていたりしてもダメですな。自動運転の邪魔になるようなモノ(靴やカバンなど)も片付けておけば、より効果的に掃除ができます。まあ、このあたりは他のロボット掃除機と同様です。

ちなみに、1時間ほど動きを観察していましたが、排気は気になりませんでした。プレモーターフィルターとポストモーターフィルターが、微細なホコリをしっかりキャッチしてくれるおかげですな。

意外にコンパクト、家具の下もシッカリ掃除♪

実機を見る前、Dyson 360 Eye™に対する印象は「けっこーデカそう」ということでした。また、「何だか大きそうなので棚やベッドの下には入らなそうだな」とも思いました。

しかし実機を見ると意外にコンパクト。写真で見るよりずっと小さい本体でした。具体的なサイズは、幅23×奥行き24×高さ12cm。わりと「かわいらしい大きさ」です。「このサイズなら狭いトコロもイケるかも」と期待しました。

結果、「可能ならココも掃除して欲しい」と思っていたところを、ことごとく掃除してくれました。具体的には、ベッドの下、テレビ棚の下、椅子の下などです。どこも常用のスティック型掃除機だと掃除が少々面倒な箇所です。

製品画像などで見るよりも実物はだいぶコンパクト!

まずベッドの下ですが、高さ約20cmの空間です。覗くと、いつもだいたい少々ホコリがある場所。ですが、Dyson 360 Eye™はキッチリと掃除してくれました。ホコリ等々の取り残しナシで、精査してもキレイです。床に伏せるようにしないと掃除機がけできないエリアなので、「やっぱりこういう場所はロボット掃除機に任せるべきだな〜」と痛感しました。

それからテレビ棚の下。高さ約13cmで、ギリギリDyson 360 Eye™が入れる空間です。「ココはギリギリ過ぎて無理かな〜」と予想していたんですが、難なく進入。バッチリ掃除してくれました。位置的にスティック型掃除機でもかなり掃除しにくい場所でしたが、ココもDyson 360 Eye™に任せれば無問題です♪

そして椅子の下。高さは十分あるんですが、フツーのロボット掃除機だと椅子の脚にぶつかりがちで、なかなか奥まで入って行けない場所でした。が、Dyson 360 Eye™はフツーに進入。キッチリ掃除してくれました。

また、Dyson 360 Eye™は、どうも凹んだエリアをうまく見つけるようです。椅子の下もそうでしたが、家具が並んでいるちょっとした凹みも素通りせずに見つけます。掃除を進める途中、凹みの方を向いて、ちょっと進んで凹みの中を掃除して、戻ってさらに掃除を進める、みたいな様子は「カシコイしカワイイ♪」といった感じです。

  • テレビ棚の下は狭く、位置的に掃除機で掃除が困難。Dyson 360 Eye™さんお願いします! 的なエリアです

  • 意外にも一般的ロボット掃除機が苦手とする椅子の下。Dyson 360 Eye™は問題なく進入して掃除してくれました

  • 入り組んだ場所もキッチリ掃除してくれるDyson 360 Eye™でした

全体を通して印象的なのは、Dyson 360 Eye™の幅の狭さです。幅は23cmなので、「あの狭いトコロは無理だろうな」という箇所にも意外なほどスイッと進入。やや複雑に並んだ家具の脚の間も難なく通り抜けてくれます。前述のとおり、本体の幅がほぼブラシの幅です。本体幅が狭くて一度に掃除できる幅も狭そうに見えますが、実は一般的なロボット掃除機よりも広い幅を一度に掃除できていたりします。

ブラシ部分はダイソンのほかの掃除機と同様、強力に回転するブラシバーを備えます。ブラシで汚れを掻き取りつつ、ラジアルルートサイクロン™ テクノロジーで強力に吸引。ブラシは、フローリング用のカーボンファイバーブラシと、カーペット用のナイロンブラシで構成されています。このうちカーボンファイバーブラシは、静電気を抑えつつ床に付着したホコリなどを掻き取りますので、掃除後のフローリングは拭き掃除をしたようにヒッジョーにキレイになります。

ほぼ本体と同じ幅のブラシが、フローリングやカーペットのホコリやゴミを掻き出します

なお、メンテナンスですが、必要に応じてクリアビンにたまったゴミを捨てたり、フィルターに付着した汚れを除去します。これはダイソンの他の掃除機と同様、とても簡単です。ワンボタンでクリアビンが外れますので、たまったゴミをポンと捨てる程度。フィルター類(プレモーターフィルターとポストモーターフィルター)は、6カ月毎に水洗いすればOKです。フィルターを定期的に交換する必要がないのはコスト的にもうれしいですな。

  • 吸ったゴミはクリアビンに溜まるので、本体からポンと取り外して中身を捨てるだけ

  • フィルターは6カ月ごとに水洗いすればOK

明らかにラク、そして明らかにキレイ♪

ワタクシ的には、かなりグッドな製品です♪

マジでけっこービックリしましたよ、Dyson 360 Eye™。想像以上に部屋の隅々まで掃除してくれましたし、いつも使っているスティック型掃除機と同じレベルで床がキレイになりました。

また、本体が意外なほど汚れないんです。これまで試したロボット掃除機は、使っていると本体にホコリが多々付着しました。おそらく、サイドブラシでホコリを舞い上げちゃったりして、さらにホコリをしっかりと吸引する力が足りなかったりもして、掃除機本体がホコリだらけになっていたんだと思います。そうならないDyson 360 Eye™は、ホコリをシッカリ吸引し、またホコリを舞い上げたりもしないということだと思います。

ともあれ、賢く動き回ってしっかり掃除してくれるDyson 360 Eye™。部屋掃除は、基本的にだいたい全部任せていいかも、的な気分。ラクですな。

ただ、カンペキには掃除しきれません。機構上、部屋の隅数センチのエリアとか、障害物が複数あるエリアとか、あるいは壁際2センチくらいの箇所は掃除できません。そういう箇所は人の手で掃除する必要があります。ので、いつもはDyson 360 Eye™に掃除してもらって、週に一度程度は人がスティック型掃除機などで掃除する、というパターンがいいかもしれません。

あと、動作音は静かという感じではありません。気密性の高い部屋なら、夜間に動作させても近隣の迷惑になるほどではないんですが、近くで動いていると「ちょっとウルサイかも」みたいな。

ですので、やはり、出掛けている間に掃除させるのがいいですな。具体的には、出掛ける前に本体のボタンをポンと押せばOK。帰宅すればすっかり掃除が済んでいるでしょう。あるいは、スマートフォンと連係させて1週間の掃除スケジュールを入力してもいいでしょう。月〜金は10:00から掃除開始で、土曜は15:00から掃除開始、日曜日は人間が掃除するのでDyson 360 Eye™はお休み、みたいに自動掃除のスケジュールを組むことができます。

ワタクシの場合、週の予定がまちまちなので、出掛ける前に本体のボタンを押して掃除させていましたが、帰宅するとDyson 360 Eye™は充電ドックに鎮座。「ホントに掃除したのかな?」と思ったりしますが、クリアビンを見ると猫の毛が少々。床を精査するとホコリなしでキレイ♪ ラク&キレイでサイコーです。

余談かも、ですが、拙宅ではDyson 360 Eye™が充電ドックに戻れなかったことは、まだ一度もありません。けっこー複雑気味な室内なんですけど大丈夫のようです。説明書どおり、充電ドックは壁を背にするように置き、その半径50cmには何も障害物がないようにしているためか、充電ドック帰還関連の問題はナッシングで快適です♪

「Dyson 360 Eye™」はアップデートで進化し続ける!

と・こ・ろ・で。Dyson 360 Eye™は、ソフトウェアのアップデートが可能です。エンジニアの新たなアイデアやユーザーからのフィードバックをもとに、動作などがより効率的・効果的になるように進化するんですな。アップデート方法は、USBメモリーの接続による手動アップデート、もしくは「Dyson Link アプリ」を使った自動アップデートです。

で! そのアップデート版のDyson 360 Eye™を体験することができたんです! じつは今回、アップデート前のDyson 360 Eye™を試用し、この記事を書いてきました。それでも問題なく快適に部屋がキレイになったんですが、アップデート後は「さらにイイ感じに進化している」とのこと。

マジ!? どこがどんなふうに変わったの? 興味津々! てなわけで、アップデート前とアップデート後のDyson 360 Eye™を使い比べてみましたので、その違いなどを書いてみたいと思います。

実際にアップデート後の実機を拝見、その違いにビックリ!

まず、アップデート後は、全体的にキビキビ動くようになったという印象です。動きがスピーディーになりましたし、進行方向を変えるなどの動作もよりスムーズになりました。速く動くので、掃除時間の短縮にもなっていると思います。なお、十二分な吸引力があるので、スピードアップしても床の汚れをしっかり掃除してくれました。ともあれこのスピード感、アップデート前のDyson 360 Eye™を使っている方なら、明らかにわかる違いです。

それから、アップデート前は、部屋のマッピングなどのため、掃除中に一瞬止まって考えるような素振りを見せることがありました。見ていると「あれ? ……ああマッピング中なのね」と少し気になる動作です。アップデート後には、そういう動作がほとんど見られなくなりました。スピーディーに掃除を続けながらマッピングも行っているようです。速めに動き続けて掃除し続けるので、より働き者になったという印象です。

それとアップデート後は、より積極的にチャレンジするようになりました。たとえば、壁際にさらに近づいて、壁際ギリギリまで掃除します。あるいは、椅子や机の脚などの周囲にも、より近づいていきます。接近していって、脚を見つけたらクイックに旋回。段差もより力強く乗り越えますな。また、障害物に乗り上げた場合でも、より賢く脱出するようになった感じ。そんな姿を見ていると「お~ずいぶんギリギリまで攻めるようになったな~。勇猛果敢♪」という気分になります。

誤解を恐れずに書いちゃいますと、アップデート前が新入生だとすれば、アップデート後はもうすぐ卒業の上級生といった感じ。大胆で積極的。ガンガン行動しているという感じです。

個人的にはもう少し地味なアップデートかなと思っていたんですが、ハッキリとその「進化」がわかるアップデートです。ちなみに、このアップデートはさらに調整され、近日中に公開されるとのこと。お楽しみに♪

今後予定されているアップデートでさらに賢くなり、ゴミ捨てやフィルターメンテナンスも簡単。独自のラジアルルートサイクロン™ テクノロジーで吸引力も変わらない、てな感じのDyson 360 Eye™。ロボット掃除機に求める性能は人それぞれだとは思いますが、ワタクシのように「シッカリとホコリを吸引して欲しい」「良い結果を出して欲しいし、その結果を確認したい」「かえってホコリを拡散するなんて論外」と考えるなら、ぜひ一度じっくりとDyson 360 Eye™を吟味してみてください。