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家電 Watchは創刊20周年を迎えました

家電 Watchで最初のレビュー記事は、当時の伊達編集長が執筆したティファールの電気ケトル「ニューヴィテス エクスプレス 1L」でした

2006年10月2日に創刊した「家電 Watch」は、本日20周年という節目を迎えました。

30周年を迎えたINTERNET WatchやPC Watch、窓の杜をはじめ、現在はさまざまな媒体があるImpress Watchシリーズの中で、生活家電は趣味の要素よりも日常生活に密着したジャンルです。そうした独自の立ち位置ながら20周年もの長い間、続けることができたのは、ご覧いただいている読者のみなさまと、たくさんの情報を提供してくださる家電メーカーや関連する業界のみなさまのおかげです。

20年前の記事を振り返ると、掃除機でいえば今のようなコードレスのスティック型はまだ少なく、床置きの本体とホースがつながったキャニスター型が主流でした。また、ドラム式洗濯乾燥機も登場していたものの、まだまだタテ型の全自動洗濯機で洗って外に干すスタイルが圧倒的多数でした。

そのほか、かつてトースターは手ごろな価格が当たり前というイメージから、高級トースターブームを経て、さまざまなモデルが選べるようになったことも印象的な変化といえます。

最近はAIの活用や、家電同士がつながるスマート化などによって、より多くの付加価値が提案されています。こうした最新技術が私たちの生活をどのように快適に、豊かにしてくれるかは興味深い一方で、これまでと変わらず大事にしたい部分もあります。

2006年当時の伊達編集長による創刊の挨拶には下のような一文があり、私も共感する部分です。

「家電」という製品を肯定的に受け止め、製品のコンセプトや仕組みなどを、第三者の立場で伝える普通のメディアとなることを目指しています。

今も多くの家電新製品を見て感じるのは、すべての人にとって完璧で理想的な家電というのはないかもしれないけれど「私やあなたにとって最高の1台」はきっと存在するはずです。そんな1台との出会いを助けるのが私たち家電 Watchがやるべきことだと考えて、日々の記事づくりを進めています。

例えば洗濯機に関しては、今はドラム式洗濯乾燥機をおすすめするケースは多いものの、現在も台数シェアが多いのはタテ型であり、そこには根強い人気や信頼の理由が確かに存在します。

一方で、あまり難しく考えなくても「日々の生活をラクに、快適にするにはどうすればいい?」ということをテーマに、家電に限らず雑貨や道具を活用するなど、肩ひじ張らず毎日“普通に読める”メディアであり続けることを心がけています。

20周年を機に、過去の家電製品を振り返ったり、現在につながる技術の進化や未来への期待などをテーマにした企画も準備しています。これまで一緒に歩んできた家電メーカーのみなさまと共同の取り組みも進めていく予定です。

今後とも家電 Watchをどうぞよろしくお願いいたします。

編集部
中林 暁