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指輪デバイス「Ring」が家電に対応、指先のジェスチャーだけで操作可能に

スマートリモコン「eRemote」と指輪デバイス「Ring」が連携可能になった

 リンクジャパンは、スマートリモコン「eRemote RJ-3」が、ログバーの指輪型ウェアラブルデバイス「Ring ZERO」に対応したことを発表した。Ring ZEROをはめた指先のジェスチャーだけで、家電を操作できるようになるという。

 「eRemote」は、スマートフォンで家電を操作できるようにするデバイス。価格は9,800円(税抜)。

 さまざまな家電の赤外線リモコンを本体に記憶させて、スマートフォンからWi-Fi経由で指示を出す。本体には赤外線端子が7本付いているため、部屋のどこに置いても家電へ信号を送れるという。接続できる製品は、メーカーや型番など関係なく、赤外線リモコンを備えているものであればコントロールすることができる。特許技術を取得した独自のセットアップ方法で、簡単に設定できるとしている。

スマートリモコン「eRemote RJ-3」

 「Ring ZERO」は、指に本体を装着し、Bluetoothで接続したスマートフォンを、指先のジェスチャーだけで操作できるデバイス。価格は16,900円(税込)。

 あらかじめ記憶させておいたジェスチャー通りに指を動かすと、Ring ZEROの内側に内蔵されたセンサーが感知し、スマートフォンの音楽再生や自撮りの遠隔操作などが可能になる。

指輪型ウェアラブルデバイス「Ring ZERO」ホワイト
ブラック

 「eRemote」と「Ring ZERO」は、専用アプリで連携の設定を行なう。Wi-Fi環境とスマートフォンがあれば、Ring ZEROからスマートフォンを経由してeRemoteに指示が出され、家電へ信号を送る。指先のジェスチャーだけで、照明やテレビ、エアコンの電源のON/OFFなど、家電の操作ができるようになるという。

 現在、品川駅前のリンクジャパンのデモルームでは、同サービスを体験することができる。

西村 夢音