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小さくなったティファール電気圧力鍋クックフォーミー。新アプリで献立決めの悩みを軽減
2020年9月17日 18:03
グループセブ ジャパンは、ティファールの電気圧力鍋「Cook4me(クックフォーミー)」シリーズより、容量3Lのコンパクトモデル「クックフォーミー 3L CY8708JP/CY8701JP」を10月に発売する。価格は57,000円。同時に「クックフォーミー専用アプリ」もリリースする。
4人分の調理、4合の炊飯ができる電気圧力鍋。圧力調理/蒸す/炒める/煮込む/炊飯/保温/再加熱の7つの機能が利用できる。既存の6Lモデル(クックフォーミー エクスプレス)の機能はそのままに、容量を半分の3Lにしたことで、幅・高さは約5cm、奥行きは約4cmコンパクトになった。新たにリリースされる「クックフォーミー専用アプリ」を利用することで、調理手順の確認や買い物リストの作成が可能。
複数食材からレシピ検索ができる専用アプリ
専用アプリは、食材やレシピ名からレシピ検索ができる。「冷蔵庫の中」機能では、じゃがいもとトマトなど冷蔵庫の中で余っている複数の食材を選択してレシピ検索が可能。検索したレシピは、人数を選ぶことで準備する食材と分量が表示されるほか、調理手順を写真で確認できる。
必要な食材の「買い物リスト」を、レシピからワンタッチで作成可能。リスト上で食材の追加・削除ができ、購入済みの食材には取り消し線もつけられるため、食材の重複や買い忘れを防ぐという。
「お気に入り」機能を備え、よく使用するレシピを登録できる。1週間分の献立をまとめてグループ登録することも可能。さらにオリジナルレシピの投稿もできる。アプリではほかにも、季節に沿ったレシピの提案などを行なうとしている。なお「クックフォーミー 3L」はWi-Fi機能を搭載しないため、アプリのレシピを本体にダウンロードすることはできない。
4人分を調理可能。210種類のレシピを内蔵した電気圧力鍋
「クックフォーミー 3L」は、圧力調理/蒸す/炒める/煮込む/炊飯/保温/再加熱の7つの機能を備える。操作パネルでレシピを選択すると本体の液晶画面に食材と調理手順が表示される。圧力調理後は自動で蒸気を排出するため、安全に使用できるという。
内蔵レシピ210種類のうち、193種類が圧力調理時間15分以内の時短レシピ。無水調理レシピも4種類用意する。また季節ごとに1日2品、1週間分のレシピを用意する。内蔵レシピ調理のほか、調理モードや加熱時間を手動で設定するマニュアル調理も可能。
900Wとハイパワーなため、一般的な電気圧力鍋(600～700W)と比べて予熱時間を約3分の1短縮できるという。予熱時間は本体のディスプレイにステータスが表示され、調理開始のタイミングがわかりやすいとした。
内なべはセラミックコーティングを施し、こびりつきにくくした。軽くて洗いやすいうえ、食器洗い乾燥機にも対応する。
本体サイズは、324×314×268mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4,798g。電源コード長は約1.5m。最大圧力は70kPa(一定)。蒸しかご、蒸しかご台、炊飯用カップ、クイックスタートガイドが付属する。本体カラーはブラック、ホワイト。
コロナ禍の新たな負担「献立決め」をサポートするアプリ
グループセブ ジャパン マーケティング本部 小型家電製品プロダクト マネジメント部 シニアプロダクトマネージャーの山田 香菜子氏によると、クックフォーミーは利用者の満足度が94%と高い一方で、製品をコンパクトにしてほしいとの声が多かったという。そこで本機は容量を6Lから3Lへと変更し、日本のキッチンに置きやすいミニサイズへ改良した。
さらに同氏は、コロナ禍で在宅時間が増え、食事の準備とともに献立を決めることが大変だと感じる人が多いとする。クックフォーミー専用アプリは、おすすめレシピの提案や冷蔵庫の中身から選べる検索機能、お買い物リスト機能などを備え、献立決めから買い物といった食事の準備に関する負担を軽減し、時短につなげられると話した。
9月17日のオンライン製品発表会では、クックフォーミー 3Lを使ったデモンストレーションが行なわれた。本機は圧力調理だけでなく「焼く」調理も可能なため、鶏肉に焼き目をつけたあと、圧力をかけて加熱するという工程が1台で行なえる。フライパンで作ったときのように焼きすぎて硬くならず、肉が柔らかく仕上がることを紹介した。
