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体調悪化時にセコムに通報できる活動量計「セコム・マイドクターウォッチ」

 セコムは、救急通報機能を備えた活動量計「セコム・マイドクターウォッチ」を開発した。「セコム・ホームセキュリティ」のオプションサービスとして、2017年初夏に提供を開始する予定。オプション料金は、月額1,000円以下で検討されている。セコム・ホームセキュリティの価格例は、月額で5,900円、初期費用は工事料49,000円、保証金20,000円(戸建て・レンタルの場合)。

活動量計「セコム・マイドクターウォッチ」

 健康管理と救急対応サービスを一体にした活動量計。歩数や消費カロリーといった活動量を計測するほか、異常発生時には本体のボタンを押してセコムに救急通報でき、全国約2,800カ所の緊急発進地点から、緊急対処員が自宅に駆けつける。必要に応じて救急車の手配も行なうという。

 急な体調悪化などで意識が失われたときは、転倒の衝撃を本体が感知。さらに、身動きの取れない状態であることを検知すると、救急通報ボタンを押さなくてもセコムに自動で通報される。装着者の動きが一定時間検出できなかった場合も、セコムに自動で救急通報され、緊急対処員が駆けつける。

 活動量計としては、歩数や消費カロリーなどを計測可能。計測したデータは本体で確認できるほか、自宅に設置した「セコム・ホームセキュリティ G-カスタム」の液晶モニターにも表示される。

通報機能を備える
本体でも活動量を確認可能

 2017年初夏のサービス開始に先立って、2017年1月から「セコム・ホームセキュリティ」の契約者を対象に、モニターを募集しトライアルでの提供を行なう。モニター期間は2017年3月まで。

 モニター調査期間は、「活動量測定」機能以外は自宅での使用に限るが、正式サービス開始時にはスマートフォンとの連動もできるようになるという。アプリを用いた健康管理サービスや、IoTに対応した体組成計や血圧計などとの連動も可能になる。

 将来的には、血圧や脈拍、体温などの測定機能を持たせることで、病気予兆検知までサービスを拡大する見込みとしている。