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アクア、日本マイクロソフトと家電IoTで協業を発表

 アクアと日本マイクロソフトは、日本国内において、家電とクラウドを組み合わせたIoTサービス開発において、協業を行なっていくと発表した。

日本マイクロソフト 代表取締役社長 平野拓也氏(写真右)と、アクア AQUA日本代表 執行役員 山口仁史氏(同左)

 第1弾として、アクアの業務用コインランドリー機器のIoT化を促進していく。既に同社のコインランドリー「AQUA IT ランドリー」は、日本全国1,252店舗で利用されている。これら約16,000台を含めて、今後は、マイクロソフトのクラウドプラットフォームである「Microsoft Azure」に切り替え、稼働情報や売上情報、故障やトラブルに関する情報が蓄積されていく。

 同社コインランドリーでは、既に空き情報や洗濯終了メールの受信、キャンペーン情報などのDM受信が可能。これらの機能に加えて、地図サービスやソーシャルメディアサービスとの連携、電子マネーやポイントサービスとの連携などが、今後利用できるようにすることを視野に入れて開発していくという。

 アクア 日本代表 執行役員 山口仁史氏は、「Microsoft Azure」を採用した理由について「Azureのセキュリティと拡張性の高さ」を挙げた。

 また、今回の発表は第1弾のコインランドリーについてだけと断りつつ、日本マイクロソフトの代表取締役社長 平野拓也氏は「業務用コインランドリーで培ったノウハウは、個人の家電の中にも広がっていくだろう」と語った。