やじうまミニレビュー

エレコム「USB充電機能付き電源タップT-UA01-11200」

~コンセントと高出力USBを同時に使える電源ハブ
by 林 佑樹


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エレコム「USB充電機能付き電源タップ T-UA01-11200」

 年末が近づいてきて、お出かけプランを立てている方や出張が立て込んでいる人も多いだろう。宿泊先で困ることといえば、電源回りだ。出先でも、ケータイやタブレット端末、デジカメ、ノートPCなど、充電が必要なものは多い。だがホテルの場合、コンセントの数は多くて2つ~4つ。ノートPCとデジカメのバッテリーを充電するだけでコンセントが塞がってしまう。ケータイやスマートフォンの分が足りないのだ。

 そこで今回は、そんな悩みに対応した電源ハブ、エレコムの「USB充電機能付き電源タップ T-UA01-11200」を紹介しよう。

 


メーカーエレコム
製品名USB充電機能付き電源タップ
T-UA01-11200
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,336円

 

 T-UA01-11200は、本体にAC100VのACプラグの差し込み口1つと、出力2AのUSBポートの両方を備えた電源ハブだ。本体サイズは64×22×80mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトで、本体重量は約88gと軽量だ。カラーはブラックとホワイトがあり、今回紹介するのはブラックだ。

 T-UA01-11200は、iPad/iPhoneへのUSB充電に対応する。出力が2Aあるため、iPadを起動しながら充電できるほか、スマホやケータイに対しては、急速充電もできる。小型の電源タップの併用もOKだ。

 本体の側面には、AC100Vコンセントを搭載し、AC出力は1,400Wまで対応する。

本体サイズは64×22×80mm(幅×奥行き×高さ)と小型なほう。パナソニックのモバイルバッテリーQE-PL201(中央)と単三乾電池と並べたところ右側面にあるのがAC100Vコンセント。1,400Wまで対応

 本体下部には出力2AのUSBポート、本体上部には収納可能な電源プラグを備える。

下部にあるのがUSBポート。モデルによっては2ポートになるが、T-UA01-11200は1ポート。出力は2AT-UA01-11200のプラグは収納可能。持ち運び中にプラグに力がかかって曲がるという事態を回避できる
 さて、T-UA01-11200を使う前に、小生が出先に持っていく電子機器について触れておこう。小生がよく持ち歩いているのは、iPhone 4S、Xperia ray、パナソニックのモバイルバッテリーQE-PL201、D25HW、iPad 2(場合によってはノートPC)、デジカメ充電器だ。

 いずれの機器もUSBから充電できるが、出先ではUSBポート数が足りない。そこで、小型の電源タップと携行用のUSB充電器をいくつか持ち歩くスタイルが定番となっている。

 実際にiPad 2をUSBポートに挿して、充電状況をチェックした。iPad 2の場合、起動中でも充電できていた。出力が2Aなので、国内の大半のデジタル製品は、充電可能といって良いだろう。ただし、製品によってはリミッターを内蔵しているものもあるので、充電できるかを出かける前にチェックしたほうが良いだろう。
iPad 2は起動中でも充電できた最近の小生出先充電環境の再現。iPhone 4S、Xperia ray、パナソニックのモバイルバッテリーQE-PL201、D25HW、iPad 2、デジカメ充電器を同時充電している

 T-UA01-11200シリーズは、出先にアレコレ持ち運ぶ機器の多い人にとって、補助用の電源ハブとしても便利だ。とくにUSBポートは出力2Aと大きく、急いで充電したいものがあるときに活躍してくれる。出力0.5AのPCのUSBポートのように、充電に時間がかかることはない。また、ゴツい電源タップを持ち歩く必要もないので、荷物がかさばらない。

 家庭で、スマホとノートPCだけ充電する場合にもオススメだ。USB充電用のコンセントの数が少し足りないと感じている人にも、T-UA01-11200シリーズをチェックしてもらいたい。





2011年 11月 29日   00:00