ぷーこの家電日記

第47回:お尻を洗う。トイレ事情って凄いけど謎!

 トイレに座った瞬間、「ぎょえーーーー!」となる事がある。

 人がウォシュレットを使った後の水が残った便座に座ってしまったときの衝撃たるや。

 何で残り水で間接お尻タッチなのですか!!! あのお尻の感覚は何度体験しても全身鳥肌が立つ。座る前に確認しろよ! と自分でも思うけれど、何も考えず、ひょいと座ってしまうのだ。ワタクシ。

 そして願わくば、トイレを出る前に確認をしてほしい! 水はね反対! ダメ! 絶対!!!

 かく言う私は、ウォシュレットというものが分からない。まぁ、ウォシュレットはTOTOの商標なので、温水洗浄便座か。ちなみにINAXはシャワートイレだ。シャワーだよ。お尻にシャワー。

 分からない。私には温水洗浄便座というものが分からない。いや、「This is the 温水洗浄便座!」って感じでもちろん分かるのだけれど、未だにイマイチ使い方も必要性も分からないのだ。お尻を洗うという習慣が私にはないのだ。

 でも、温水洗浄便座の普及率って凄いと思う。内閣府消費動向調査では、日本での出荷台数は2013年時点ではなんと4,000万台を超えているらしい! みんなお尻洗いまくり!!

 賃貸の我が家にもウォシュレットが付いている。築年数が結構経っているので、何度かリフォームされていると思うんだけど、結構良い温水洗浄便座のトイレだ。20個以上ボタンが付いている!

 そう言えば、この頃温水洗浄便座が付いていないトイレに出会う事の方が少ないと感じる程だし、使い方は分かっている(つもり)だけれども、きちんと使い方と言うものは教えて貰った事はない。まして、人が使ってる姿を目にすることも無い(そりゃそうだけど 笑)。

 私の中の今更聞けないシリーズ。温水洗浄便座の人々の利用シーン&トイレットペーパーの1度に使う長さ(笑)。

 トイレを覚えた子供は何歳位からお尻は紙じゃなくてシャワーに切り替えるんだろうか。温水洗浄便座ネイティブ世代は、最初からお尻は洗うものなんだろうか……。

 今はパーマを当てるとか言うと笑われそうだけど、お尻を拭くとかって言うと、「昭和ーーー笑」とかって言われる日が来ちゃうのだろうか。謎だ(笑)。

 お尻は洗う習慣は無いけれど、暖房機能と脱臭機能は使う。冬の冷たい便座はもう無理なほど私も温水洗浄便座付きのトイレが当たり前になっているかもしれない! (ちなみに我が実家は冬でもヒーターOFFにしていて全く意味がない 笑)。

 賃貸でも結構な割合で付いているように感じる温水洗浄便座。これはもう当たり前の家電なのかもしれない……。

 ……というようなことを、冒頭に書いた通り、人様の水はねの被害に合いながらのお尻濡れながら、今更ながら考えていたのでございました(笑)。

 水はねは迷惑だけれど、お尻の疾患を持っている方とか、温水洗浄便座の水勢が最強になっているのに気付かず使ってしまって、死ぬ程つらい思いをした。という事も聞くので、お尻洗った後は、お尻だけじゃなくて飛んだ水も拭く! 水勢は下げる! この2つは気をつけてほしいでございます。

徳王 美智子