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ブリタ「リクエリ クール」

~冷蔵庫に入るコンパクトな浄水器
Reported by 本誌:伊達 浩二

 これまで、ブリタのポット型浄水器は、何回か紹介されているが、今回の「リクエリ クール」は、ラインナップ中で一番小さい製品だ。

 リクエリは日本市場専用の製品シリーズで、冷蔵庫のドアポケットに入るコンパクトなモデルと位置づけられている。もともとは「リクエリ」という製品があり旧型クラシックカートリッジを使用していたが、新型のマクストラカートリッジに対応して「リクエリ クール」という名前になった。
 
 メーカー希望小売価格は、3,780円、Amazon.co.jpでの購入価格は3,065円だった。

 リクエリ クールの一番の特徴は、コンパクトなサイズとシャープなデザインだ。

 ブリタのポット型浄水器は、曲線を主体にした製品が多いが、リクエリは、直線基調の独特のデザインだ。また全体のフォルムも、スリムというよりかは底面積が小さく、高さのあるトールボーイ型で、シャープな印象を与える。ちなみに本体サイズは、202×110×284mm(幅×奥行き×高さ)となっている。

 このデザインは、冷蔵庫の扉ポケットに入れた際や、小さめのテーブルに置いたときに場所を取らないという利点がある。容量は、全容量が2.2L、浄水部容量1.1Lだ。


注ぎ口を正面から見たところ 本体サイズは202×110×284mm(幅×奥行き×高さ)。ブリタの浄水器では珍しく直線を基調としており、シャープな印象を受ける 冷蔵庫の扉ポケットにも簡単に入る

 リクエリ クールは、マクストラ世代になって登場した上位機種のような付加機能――自動開閉注ぎ口や滑り止め加工など――は持っていないが、コンパクトな本体とシンプルな機能で切れ味の良い製品となっている。

 なお、この機種に限らないが、ブリタの特徴として、使い始めの手間が少ないことが上げられる。マクストラカートリッジ採用機では、カートリッジを本体にセットし、水を最初の2回分捨てるだけで良い。たとえば、他社の一部機種のように、「カートリッジの下端にかかるように水を入れて10分間放置する」というような“儀式”がほとんどないのはありがたい。

 マクストラカートリッジの寿命は約8週間で、リクリエ クールのフタには、それを2週間単位で知らせる液晶インジケーター「メモ」が設けられている。このフタを除けば食器洗い乾燥機でも洗えるほど、シンプルな作りだ。カートリッジは3個入りで、メーカー希望小売価格が4,599円、Amazonでは3,888円で販売されている。安いとはいえないが、ミネラルウォーターをボトル買いすることを思えば、我慢のできる範囲だと思う。


専用のカートリッジ「マクストラ」を使って水道水を清浄する 本体内にマクストラカートリッジをセットしたところ フタ上部には、カートリッジの寿命を知らせるインジケーター画面が用意されている

本体内に水を入れると、カートリッジからチョロチョロと浄水が出てくる リクエリ クールで使用するカートリッジは、ブリタ純正の「マクストラ」。3個入りでメーカー希望小売価格は4,599円

 ポット型の浄水器は、国内でも市民権を得たようで、水道直結型が主力の国内メーカーも相次いで参入している。しかし、まだ老舗のブリタには、デザインや使いやすさなどで一日の長がある。

 とくに、マンションなど屋上に貯水タンクのあるビルに住んでいる人は、入門用の機種として「リクエリ クール」を試してみることをお勧めしたい。ブリタは浄水器でありミネラルウォーターを作るわけではないが、きちんと浄水されることで、水やお茶の味が変わったと感じるだろう。





URL
  ブリタ(BRITA Japan 株式会社)
  http://www.brita.net/jp/
  製品情報
  http://www.brita.net/jp/jugs_details.html?L=15&p_id=275&cat=

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2008/05/14 00:06

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