神原サリーが新モデルの魅力に迫る!! 野菜に強い冷蔵庫が「ツイン速鮮チルド」と「ルネキャット」で万能に! 東芝の「マジック大容量」冷蔵庫「FM/FVシリーズ」

 野菜室がまんなかで使いやすく、鮮度が長持ち。しかも、切った野菜をそのまま冷凍しておける機能まであるので、毎日のごはん作りの下ごしらえに大活躍! そんな東芝の冷蔵庫を絶賛愛用中です。1930年に日本で初めて東芝から家庭用の冷蔵庫が発売されて85年目を迎え、さらにパワーアップしたという東芝の冷蔵庫。この秋発売の新モデルの魅力に迫ります。

東芝の冷蔵庫といえば、基本はこの3つ!

 今回の新モデルについてお話を伺ったのは、東芝ライフスタイル ホームアプライアンス事業本部HA第一事業部国内営業部販売企画担当・主任の依田由佳さんと、田口尚美さんのお2人。まずは、東芝の冷蔵庫ならではの大きな3本柱について確認していきたいと思います。

左から依田由佳さん、田口尚美さん

その1 「W-ツイン冷却」方式で野菜が長持ち

 東芝の冷蔵庫にツイン冷却方式が採用されたのは1998年のこと。通常の冷却方式では、冷蔵室、野菜室、冷凍室、全ての部屋を1つの冷却器で冷やしますが、東芝の「W-ツイン冷却」方式では、冷蔵室・野菜室用と冷凍室用の2つの冷却器を搭載しています。冷蔵室・野菜室は、専用の冷却器ならではの最適な温度の冷気で冷やすため、温度が安定するだけでなく、冷却器での結露も最小限に抑えられ、乾燥しにくくなります。そのため、冷蔵室で約85%、野菜室は約95%という高湿度となり、野菜が長持ちするのです。

 一方、冷凍室は、冷蔵室や野菜室と完全に独立しているため、-18℃以下の低温を安定してキープでき、冷凍そのものもパワフル。氷に冷蔵室からのニオイ移りがないのも大きなポイントといえます。

 この「W-ツイン冷却」方式だからこそ、大容量でありながら高いレベルの省エネ性や、「野菜室がまんなか」を実現している点も見逃せません。

「冷蔵室・野菜室用」と「製氷室・冷凍室用」の2つの冷却器を搭載することで、適した温度で食材を保存できます

その2 「野菜室がまんなか」で使いやすい

 冷凍室と野菜室を比べた時、1日のうちで開閉回数が圧倒的に多いのは野菜室。お料理をしている最中に「人参も入れようかしら」「ネギを刻んで薬味にしましょう」など、何回も野菜室を開けることは多くの人が経験済みのはずです。東芝の冷蔵庫はずっと野菜室がまんなかなので、とにかく使いやすいのです。

野菜室が冷蔵庫のまんなかにあるので、料理中でも食材を取り出しやすいです

 腰をかがめず、スッと簡単に開けられて奥まで見渡せるので、体への負担が少なく、料理もスピーディに。しかも、野菜室に水分たっぷりの冷気を1日20回以上も送り込むため、高湿度の環境を保ち、まとめ買いした葉物野菜もみずみずしいまま保存できます。「W-ツイン冷却」方式で温度変化が少なく、安定した低温を保てるのも長持ちの秘訣です。

 そろそろ冷蔵庫を買い換えようと思っているご家庭の場合、10~12年くらい前のものを使っている方が多いはず。そのころの人気機種は、各社とも真ん中に野菜室を配置したタイプだったようですから、今までどおり違和感なく使えるので、東芝の「野菜室がまんなか」の冷蔵庫は魅力的ですね。

その3 「マジック大容量」で同じ置き場所でもたっぷり入る

 実はまだまだ知らない人が多いのが、これまでと同じスペースでもグンと大容量になっている「マジック大容量」ということ。たとえば9年前に購入した、幅685mmで500Lの冷蔵庫を使っていたというご家庭では、同じ幅の新モデルに買い換えたとしたら、なんと105Lも容量がアップ! 幅685mmで605Lだなんてまさにマジック。驚きです。

9年前の東芝の冷蔵庫「GR-W50FS」と幅は同じ685mmなのに、容量は105Lも増加しています

 容量アップの秘密は、「ウレタンレス断熱構造」等によって外壁を薄型化できたから。冷蔵室・野菜室の背面部分は約60%、製氷室・冷凍室の背面部分は約44%、それぞれ厚みをカットしています。実はこれも「W-ツイン冷却」がなせる技。特に冷蔵室・野菜室専用の冷却器部分は、外気温度と冷却器の温度差が少なく、結露が生じにくいことでウレタンレス断熱構造が可能になったとのこと。どれも東芝独自の技術があればこその使いやすさ、便利さなのですね。

ウレタンレス断熱構造を実現したことで、容量アップを実現

これは便利! 「ツイン速鮮チルド」で肉も魚も凍らせずに長持ち

 2015年秋モデルの大きな目玉は「ツイン速鮮チルド」。食材を凍らせずに保存できる「チルドルーム」の冷却スピードが、従来モデルの約2倍になってより鮮度を保てるようになったのです。上下2段になって整理しやすくなったのも見逃せません。

たとえば、上段では肉や魚などの生鮮食品を、下段には乳製品や加工食品を入れるといった使い方ができます

 「速鮮チルド」モードでは、食品を凍らせないマイナス温度帯の冷気を強力に送り込むことで、食材の中まで一気に冷却できるため、おいしさをしっかりと閉じ込められるというわけ。というのも、スーパーなどで買い物をして家まで持って帰る間に、生鮮食品の温度は思いのほか上がっているものなのですよね。だから冷蔵庫に入れれば一安心というのではなくて、なるべくスピーディに適温まで冷やすことが大切になるのです。

 さらに2015年秋モデルでは、冷蔵室と野菜室に新しく光触媒「ルネキャット®」を採用。空気中の細菌やニオイ成分などを強力に分解・除菌※1 ※2するだけでなく、酵素の働きを抑制することで鮮度保持にも大きく貢献するとのこと。

 「ルネキャット®」について依田さんは、「野菜や果物の老化を促すエチレンガスを分解して変色などの劣化も抑制するのですよ」と教えてくれました。これまでのピコイオンも除菌や脱臭はしていましたが、風の通り道に設置された新搭載の「ルネキャット®」は、冷気に含まれる細菌やニオイ成分をしっかり酸化分解するため効率がいいのだとか。技術の進歩は素晴らしいですね。

※1:【試験依頼先】(一財)北里環境科学センター、【試験方法】410L試験ボックス内に浮遊菌液を置き、ルネキャット除菌・脱臭ユニットを作動させ、菌の量の変化を測定、【対象場所】野菜室、冷蔵室、チルドルーム、【試験結果】99%以上の除菌効果を確認。試験結果は、実使用空間の実証結果ではありません。
※2:ルネキャット除菌・脱臭ユニットの働きにより、ニオイ分子を分解。全てのニオイがとれるわけではありません。

指先の奥に「ルネキャット®」が搭載されています
「ルネキャット®」は、細菌やニオイの除去に加え、酵素の働きを抑制して食材の鮮度を保ちます

 これまで東芝の冷蔵庫というと、“野菜のための冷蔵庫”というイメージがやや強かったようにも思いますが、こうしてチルドルームがパワーアップしたことで、肉や魚もばっちりおいしく保存でき、どんな食材にも万能になった感じがします。

 パンフレットを開くと“いつでも、食卓においしいを。”の文字と家族みんなのおいしそうな笑顔が飛び込んできて、ただ冷やすだけでない「鮮度長持ち=おいしさ」こそが東芝の冷蔵庫なのだという想いが伝わってくるようです。

大きな冷凍室もグンと整理しやすく

 今回新しく、冷凍室に「仕切り板付き収納ケース」が付いたのも、ちょっとうらやましいポイントです。というのも、冷凍室は約22cmの深さで奥までたっぷりの容量があり、冷凍食品をたくさん入れられるのですが、上手に整理しないと探すのが大変。積み重ねず、立てて収納するのがいいのだとわかっていても、いつのまにか乱雑な状態になりがちなのです。

仕切り板付き収納ケースは、冷凍食品や冷凍しておきたい食材を整理するのに便利

 仕切り板付き収納ケースは、冷凍室の1/3ほどの大きさのボックスに、自在に差し替えられる仕切りが2つついているので、入れる食材の大きさや形、種類に合わせて自由自在に整理できます。食品が減ってきても仕切り板で押さえておけるので、倒れないのもいいなと思います。わが家の冷蔵庫にもこの収納ケースを導入したいくらい! どんどん便利になっていっているのですね。

冷蔵室も使いやすい!

 冷凍室の整理のしやすさももちろんですが、実は冷蔵室の棚もこだわって作られているのです。田口さんによれば、「3段目と4段目の棚の間隔を約17cmにすることで、大きなお鍋もふたをしたまま入れられるように考えて設計しています」とのこと。ちょっと高さが足りなくて、お鍋のふたを外してラップを掛けて入れる、というのはよくあることですが、ふたをしたまま入れられるとしたら、本当に便利ですね。

 また、3段目の棚の半分を移動できる「高さ自在棚」も採用しています。棚を移動させることで、手前には背の高いものを置いて、奥には背の低いものを細かく整理して収納するというような使い方ができます。女性ならではの視点が随所に生かされた作りがうれしいなと思います。

 そのほか、タッチオープン式の冷蔵室ドアも東芝の冷蔵庫ならではの特長として見逃せません。タッチオープン式のドアは1999年から採用されていて、元々は指先や肘などでボタンを押すと開く仕組みでした(わが家のものはこのタイプ)。ドアがガラスタイプになってからは、扉に手を近づけるとスイッチ部が光り、そこに手や肘を軽く触れてから離すと開く仕組みになり、よりスマートにおしゃれになっています。両手がふさがっている時にも便利ですし、年配の方でも力を入れずに開けられるのでいいですよね。

ドアは、手を近づけて光った部分に手や肘で触れると開きます

和モダンな「華紬-HANATSUMUGI」デザインが美しい

 2015年秋発売の東芝の冷蔵庫の最上位機種「FM」シリーズでは、優美でシックな「華紬-HANATSUMUGI」のデザインが採用されています。

2015年秋モデルの最上位機種「GR-J610FM」

 これはガラス扉なのに、タテヨコに入れられた繊細な線によって紬の織物のような質感を感じさせる、これまでにない上質感が魅力のデザイン。「プレミアムモデルの冷蔵庫では主流になっているガラス扉でも、他とは違うものにしたかったのです。ミラーでもない、違った見せ方がきっとあるはずだと。クール過ぎない温もり感のあるガラスドアを模索した結果がこの華紬です」と依田さんは言います。

 微細な金属を真空で加熱、蒸発させてフィルムなどに薄い膜を作ることを“蒸着”というのだそうですが、今回、業界初※3のメタル蒸着フィルムを使った新面材を採用し、ガラスの背面に凹凸のあるテクスチャーを持たせた、金属のようにも布地のようにも見える独特の質感を演出しています。その織り地のような凹凸感を確かめたくて、思わず扉をなでてしまうとフラットなガラス面に触れることになり、「あら、これはガラスだったのね」とびっくりしてしまうくらいの出来栄え。ここに85周年目の冷蔵庫に対する熱い想いが感じられるような気がしました。

 このほか、フレームレスでクリスタルのような清潔感あふれるガラス扉シリーズ「FV」シリーズ、扉の下部に配されたデザインがスタイリッシュなスチール扉の「FC」シリーズなど、設置面積が小さくてたっぷり入る「マジック大容量」冷蔵庫を全部で8機種ラインアップ。インテリアや置き場所に合わせた1台がきっと見つかることでしょう。

※3:2015年9月9日現在、国内メーカー家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。メタル蒸着フィルムを使用したガラス面財を使用。新商品GR-J610FM/ J560FM。

※この記事はタイアップ企画です

神原サリー(かみはら さりー)

 福武書店、サンケイリビング新聞社勤務を経て、フリーランス・ライターに転身。マーケティング会社での企画・広報などを兼務した後、顧客視点アドバイザー&家電コンシェルジュとして独立し、2008年に株式会社神原サリー事務所を設立。

 「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」ことをモットーに顧客視点でのマーケティングを提案している。