Reported by スタパ齋藤（2016/03/24）

体組成計で自分のからだを知ろう！

ぐぬぬぬ～最近運動不足～、っていうか去年から運動不足で体重増加で……どうしたモンかなぁ、とか困惑中のワタクシ。健康のために運動したいと思うんですけど、どうしたらイイんでしょ？

よく言われることですけど、そういう場合は「まず自分のからだを知ること」だそうですな。体重や体脂肪率などの「体組成」の変化を知り、それを時間軸で捉えるのが第一歩。そんな変化を見て、たとえば「あ～、最近、脂肪が増加中だから、有酸素運動とかして脂肪を減らす必要がある！」などと健康のための方針を決められるというわけです。

そこで必須となるのが「体組成計」。見た目は家庭用の体重計ですが、体重に加えて、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、BMI値（からだの大きさを示す体格指数）等々のイロイロなデータを計測できます。

よ～し、じゃあ早速、体組成計を使って日々の体の変化を把握してゆきたいッ!! とは思ったんですけど、体組成計ってた～くさんあるし、どれを使えばいいのやら……？

などと困っていたらインプレスの中の人が「それならイイ感じの体組成計がありますよ～、スマートフォン連係できるうえに、なんと筋肉の質までわかる世界初の体組成計なんですっ！」と。なるほど、スマホで「体組成」のデータをチェックできるんですな。そりゃ便利そう。それに「筋肉の質」って……どういうコト？

ともあれ、便利そうだし何だか凄そうだし、早速使ってみることに。使ったのはタニタの「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-902」。非常にスタイリッシュな体組成計ですが、さて、どんな感じで使えるんでしょう。

ところで、この商品、実は「家電大賞2015」でヘルスケア部門を受賞したものらしいんです。こ～れは気になるっ♪

3つの強みが魅力的な最新鋭体組成計

タニタの「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-902」（以下、RD-902）は、今時的な体組成計なんですけど、フツーの体組成計にはない3つの強力な機能があります。

1つは「筋肉の質（状態）」がわかること。筋肉の量がわかる体組成計はありますが、RD-902の場合は筋肉の量はもちろん、筋線維の状態まで分析してそれを点数化して表示することができます。って……どういうコト？

筋肉は、力を発揮する筋線維とそれをとりまく水分や脂肪など結合組織の集合体です。フツーの体組成計で計測した「筋肉の量」は、この集合体の量なんですな。なので、たとえば筋肉量が以前と同じような値だとしても、筋線維が細くなっていて、かわりに筋線維以外の割合が増えているかもしれません。そんな場合、「体形は変わっていないのに、なんか最近思ったように力が出ない、動きにキレがない……」と感じられるかもしれません。

一方RD-902の場合、筋肉の量に加えて「筋線維の状態」や「それをとりまく水分や脂肪などの結合組織」まで分析。これにより、筋線維が密に存在している筋肉なのか、あるいは筋線維以外の割合が多い筋肉なのかがわかるというわけです。いわば「筋質チェック機能」。

そしてRD-902では、この筋肉の質を「筋質」とし、年齢に応じた「筋質点数」を表示してくれます。たとえば50代なら、標準の筋質点数は45～71点で、まあこれがフツーの人。44点以下だと筋質が低く、筋線維がより太くなるよう運動したほうがよいと判断できます。逆に72点以上なら、筋質が高く、普通の人より太い筋線維を持っていることがわかります。

2つめの強力な機能は、「デュアル周波数」での体組成計測機能です。「高周波」と「低周波」の2つの周波数でからだを計測することで、細胞レベルの変化や個人差を反映した分析が可能になり、つまりはより高精度で体組成を計測することができます。ちなみに「デュアル周波数」での体組成計測は、精度が高いということで医療分野では主流となっているそうです。また、この技術により前述の「筋質チェック機能」も実現されたそうです。

3つめの強力な機能は、Bluetooth通信に対応している点。これにより、iPhoneやAndroid端末にRD-902の計測データを転送できます。データは専用アプリにより閲覧・管理ができます。体重や筋質の変化をグラフ表示するようなことも、もちろんできます。

なお、RD-902で計測できる体組成データは、体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、筋質点数、推定骨量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、体内年齢、体水分率の10項目です。

スマホでからだの変化がわかる！

早速RD-902を使い始めたわけですが、思った以上にアッサリ＆カンタンに始められました。最初に用意したのは「タニタヘルスプラネット」アプリ。これを手持ちのスマホにインストールし、無料会員登録やからだの基本的なデータ入力を行い、RD-902とBluetooth接続すれば完了です。

以降は、単に体組成計に乗るだけでOK。計測データは10件まで本体に保存されます。また、「タニタヘルスプラネット」アプリの「データを入力」ボタンをタップすると、体組成データを計測しつつスマホに転送することもできます。このとき、未送信データも同時にスマホへと転送されます。

てな感じで、「RD-902はスマホと連係するのダ！」と少々意識して使っていれば、次第に「自分のからだの時系列データがたまっていく」というわけです。しばらくそうして使っていき、1カ月もすると、アラ、ビックリ！ こ～れは楽しいっ♪

というのは、「タニタヘルスプラネット」アプリで自分の体組成の変化が丸わかりなんです。アプリ上では、転送済みの各種データを数値のままでもグラフ化しても閲覧できます。ちなみに、グラフ表示の場合、1週間グラフ、1カ月グラフ、3カ月グラフ、半年グラフ、一年グラフを表示できます。

RD-902を使い始めてすぐに、これらのデータを閲覧しても「なるほど、こういう体脂肪率で、こんな筋質点数なのか～」的に興味深く楽しめます。が、ある程度の期間計測し続けると、「この週は動き回ったから筋肉量が少し上がって、体脂肪率が少し下がったのか～」とか、「運動と食事制限で内臓脂肪レベルが少し落ちた……みたい♪」みたいなことがわかります。からだの変化が数値とグラフでハッキリ示され、興味深いし、楽しいっ♪ というわけです。

またこのことは、運動やダイエットのモチベーションに直結します。「やっぱり、この連日飲み会ってのが体重増につながってるんだな～、控えなきゃ」とか、「毎日意識して歩いたから、徐々に徐々に体重も体脂肪率もイイ感じで変わってきた♪」とか。原因がわかりますし、結果もしっかり数値で示されますので、目標が明確になり、やる気が出てくるというわけです。

筋肉の変化がわかる！ 楽しみながらダイエットできるアプリも多々♪

それから前述の「筋質チェック機能」。「筋質点数」を表示してくれたりする機能ですが、スマホ上でそのデータも閲覧できます。数値でもグラフでも閲覧できますが、これもまたモチベーションアップに直結する感じです。

実際、意識して筋肉を鍛える方向でからだを動かしていると、「筋質点数」や「筋肉量」がより良い数値になるんです。実は「もうトシだし運動しても効果があまりないんじゃないかなあ」なんて思い込んでいましたが、そんなコトはなく、正しく運動すると、その分の「効果」が「筋質点数」や「筋肉量」として見える感じ♪ 興味深かったり楽しかったりするんですが、そんなこともあり、毎日シッカリと体組成計に乗るようになりました。

なーるほど、これが「自分のからだを知ること」なんですね。知れば「じゃあこうしてみよう」と対策が見えてきます。逆に、知らないと、ただただ「どうしたものかなあ」とモヤモヤするばかり。やはり健康が気になったら、RD-902のような使いやすい体組成計で自分のからだを毎日チェックするのがイイですな～。

ちなみに、RD-902には「タニタヘルスプラネット」アプリ以外にも、多数の連係アプリがあります。またそれらの多くは「楽しみながら運動＆ダイエットできるアプリ」です。

たとえばスマホを持って運動すると、アプリ内のキャラクターがどんどんイケメン化していったり。あるいは、トレーニングするとポイントがたまり、それにより物語が先に進んだり。単調になりがちな運動やダイエットを、楽しくサポートしてくれるアプリが揃っていますので、オモシロがりつつからだを「健康化」していけると思います。

てな感じの「デュアルタイプ体組成計 インナースキャンデュアル RD-902」。体組成計として使いやすく、非常に高精度だと感じられます。また、スマホとの連係により、自分のからだを多角的に時系列の変化として知ることができたり、アプリで遊びつつダイエットできたり、一昔前の体組成計では考えられなかった使い勝手の良さが多々ありますので、ぜひジックリとチェックしてみてください。

(Reporetd by スタパ齋藤)