タリーズコーヒー江古田店に、パナソニックの太陽光発電/蓄電池/エコキュートが採用

9月25日に開店する「タリーズコーヒー 江古田店」。パナソニックによる発電/給湯などの設備が導入されている

 タリーズコーヒージャパンは、東京都練馬区の江古田駅前に、パナソニックの発電/蓄電/給湯設備などを採用した新店舗「タリーズコーヒー 江古田店」を、9月25日に開店すると発表した。

 江古田店は、タリーズコーヒーの店舗の中でも最新の「エコ」に取り組んだ店舗で、発電/蓄電/給湯設備として、パナソニックの製品が導入されている。

 電気に関する設備としては、屋根には太陽光パネルを、店内には蓄電池を設置。通常は太陽光と通常電源から蓄電し、停電時には緊急電源として使用する。停電時におけるダウンライト、TVモニターの使用時間は7時間で、モニターではニュースを放映し、Wi-Fiを無料開放する。

 給湯設備には、従来の電気温水器よりも電気代の節約に貢献する「エコキュート」を採用。緊急時に420Lのお湯を提供することもできる。また、化粧室は従来よりも約4割の節水ができる「節水トイレ」仕様。看板照明と店内照明には、LED光源を採用している。

 これらの設備や機器は、多回路モニターにて一括管理され、電気の使用量を1分単位で計測、店舗内の事務所や本社で確認できるという。

 このほか、店内のテーブルに間伐材を使用したり、ペーパーナプキンには、コーヒーの種皮「シルバースキン」を最利用するなどの取り組みも行なっている。また、店内のドリンクは、主にマグカップやグラスマグにて提供される。

 タリーズコーヒーでは、江古田店を環境についてのモデル店舗としており、効率的な電力消費を把握することで、今後の店舗展開に活かすとしている。

 江古田店の所在地は東京都練馬区旭丘1丁目78番3号。席数は50席で、うち禁煙席が40席、喫煙席が10席。広さは34.5坪(約114平方m)。営業時間は平日が7時半~21時半、土日祝が8時~21時。


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(正藤 慶一)

2012年9月25日 00:00